塾生向けメッセージ(6月分)-20,21,22,23

メッセージ-23「目標・目的を意識しなければ成功しない」

目標が決まっていないと目的地に到着は出来ません。

しかし、多くの人は出発してから目的地を探し始めます。
そして、事に当たっている最中に、面白そうな別の仕事が見つけてちょっと手掛けてみる。

これでは、はじめにどこに行きたかったのか、どうなりたかったのかを見失っています。

そんな風に仕事をしていたら、結果的に観光地のパンフレットばかりを貯めることになるだけでしょう。

暇つぶしやリフレッシュで旅行するのではあればもちろんそれでもいいのですが、このような事をビジネスでっているなら、大変です。。

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目標と目的を分けて考える
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たしかに、始めから100%先が見えていてビジネスを行っている人はいません。

しかし、上手く行かせる方法は存在します。
それは、「目標と目的」を分けて考えることです。

目的は、大きな方向性。
目標は、その目的に達するまでに通過する点。

当然、方向性が決まっていなければどちらに向かっていいのかすら分かりません。

ですので、まずは、この方向性を決めることです。

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達成期限を設定する
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次に、目標を達成する為のプロセスを決めます。

いつまでに何々をすると、その個々の目標に達成期限を設定する必要があります。

しかし、目標に達成期限が存在していないと、誘惑情報に惑わされ、いつまで経ってもゴールに着く事は出来ません。

そして大事なのは、目標を通過する度に数値が未達ならば、プロセスを修正して行けばいいのです。

その際に重要なのが、問題ばかりにとらわれず、プロセスを修正することです。

ビジネスが、始めから障害なく上手く行くことはありません。

その障害にあたった時にどうするか。

上手く行かない人は、他人のせいにしたり、問題や問題の原因ばかりにフォーカスします。

そうではなく、どうしたら自分の決意したゴールに辿り着くか、どうしたら最短・最速・最善で達成できるかを考えていきます。

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魔法の言葉
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常に、最短・最速・最善を心掛けてください。

それを実現する方法は、「質問の仕方」です。
これは問題解決する為の「魔法の言葉」となるので、忘れないでください。

壁に当たったら、こう自分に質問してください。

「どうしたら、上手く行くのか?」と。

昨年も、「魔法の言葉」を教えましたね。

「他にもっと出来ることはないか?」

根底にあるものは同じです。
自分に問い掛けをし、自分の中から答えが湧いて出てくると信じることです。


メッセージ-22「新しい事を始める時はひとりで始めよ」

何か新しいことを始める時は、いつもの倍以上の力が必要になってきます。

労力はもちろん、それ以上に必要なのが、マインドの強さです。

多くの人は、人が協力してくれることを 前提に考えてしまい、協力が得られないと悩みます。

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人は自分を守って生きる
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人は、
・通常やっている日々の業務を優先する
・他人の自分への態度も同じだろうと考える
など、これらはバイアスですね。

・今でも忙しいのだから、新しい業務をやりたくても忙しくて手が回らない
・いろいろな力関係があるのだ。自分の立場をわかって欲しいと
・自分はこんなに皆のためにと色々考えているのに、なぜ、協力してくれないんだと

これらは、独りよがりです。
自分がやりたくないことを、他人に分かって欲しいと、同情を引いているに過ぎません。

もし人に協力を仰ぐなら、自分がやりたいことを具体的に示すことです。
そうしない限り、あなたの考えは誰にも伝わりません。

そして大事なことは、
あなたがどうしてもやりたいことがあるとしたら、始めは「すべて自分でやる」という気持ちを出すことです。

人は簡単には動かないという前提で、考えて下さい。

組織的に周りにスタッフがいたとしても、あなたがまず果敢に動くことで、徐々にその動きに乗じる人が増えてきます。
これには、コツがあります。

1・常に自分の考えた目標を話すこと

2・「自分は1年後までにこれをやりたい」と常づね口にすること

3・そして、事あるごとに絵を描き、目的・目標を見せること

4・1人でも始めることです。 (←ここ大事)

これを、見て下さい。
デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」

この動画でも分かるように、 あなたが他の誰かに「君、そこで踊って来なさい」と言うのではなく、自分が自ら踊り始めることが大切です。

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リーダーの習性とは
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誰よりも先に動ける人間は、限られています。
それが、リーダーの特質だからです。

もし、リーダーになりたければ、ぜひ、指示を出すだけではなく、見本を示し、やり方を示して下さい。
可能であれば、一緒にやってあげてください。
そうすると、もっと手伝ってくれるようになります。

なぜなら、人は上手く行くかどうか分からないものに、今の自分の仕事を裂いてまでやる価値があるかどうかを、常に天秤にかけているからです。

しかし、あなたが自らやり方を示し、実績を出して行けば、面白いことに取り組んでいると判断します。
そして、あなたのプランに乗りたい、手伝いたいという人が集まってきます。

もし、今あなたが誰も自分の言うことを聞いてくれないと悩んでいるとしたら、まず1人でも良いから、自ら動きはじめて下さい。

どうなるか分からないものに協力する人はいません。

ですから、あなたの熱い思いだけを語られても動かないのです。
熱い思いが現実化するのは、あなたが見本を示したときです。
そして、協力したいという人が、2人3人と現れてくるのです。

もし、あなたがやりたいことに対し、誰も手伝ってくれていないとしたら、この順番を間違えないでください。

当たり前ですが、社員であっても企画や指示だけでは、表面的にしか動きません。

そんな表面だけのパフォーマンスで手伝ってもらっても、上手くいくことはないと感じているからです。

だから、本当に手伝いたいという人をどうしたら集めれるかは、あなたの行動にかかっています。

そのための第一歩は、まずあなたが自ら踊り始めることです。


メッセージ-21「仕組み構築で時間を買う」

仕組みが作れるまでは、労力を使うしかありません。

しかし、仕組みが出来ると、時間をお金で買うことができるようになります。

そうすると、同じ時間の中に、もっと重要なことを行う時間が生まれます。

私ごとで申し訳ありませんが、今、書いている文章は、以前は1本書くのに半日ほど掛かっていたのに、今は2時間くらいで1本書けるようになりました。

何をしたのか。

もちろん、ただ慣れたというのはあります。

しかし、本当の理由は、文章を書く仕組みを私なりに構築したからです。

・1文章のフレーズを短くした
・1段落の形式にこだわらなくした
・PDF化をやめた

私が行った仕組みとは、イコール、手抜きです。
いかに手を抜いても、伝えることさえできればいい。
もっと言うと、自分がそれでOKを出せるかどうかです。

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マックのこと
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なぜ、マクドナルドは、ハンバーグのような安いものを販売していても世界企業なのか。

それは、仕組みがあるからです。

マクドナルドより美味しいハンバーグは作れても、仕組みをあそこまで作れる人たちはいないでしょう。

そう、商品ではありません。

おそらくマクドナルドが、おにぎり屋さんだったとしても、世界におにぎりを広めることが出来るはずです。

ただ、そこにたどり着くまでは、「時間を情け容赦なく成果を出す方向に向ける」、意志の強さが必要です。
一定の時間に何をやるのか、何をやってはならないかという仕組みをつくるのに、総力を上げることでしょう。

たかが単なる、おにぎり作りではないのです、あくなき時間へのチャレンジです。

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時間の手品師
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そう、時間をどんなに使ってもやり方を間違えると、時間はお金を稼がなくなるということです。

そして、重要なのが、
・誰か宛てにメッセージを送るのと
・見ず知らずの人に送るのと
・興味がある人に送るのと
・お客様に向けて送るのと
同じメッセージでも、「価値」が変わると言うことです。

時間には限りがあります。

それなのに、多くの人は同じメッセージを、誰彼なく同じように発信してしまいます。
だから、時間をかけているわりには、効率が伴っていません。

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時間を奪うもの
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今、あなたの夢にかける時間を奪っているものは何ですか。

テレビ・新聞、スマホ?

新聞など読まなくても、テレビのコメンテーターでもなければ、仕事に影響などないでしょう。

セールスの場面で、今日の新聞のトピックを話す人がいますが、
これなど、お互いが知っている情報を、ただ、確認しあっているに過ぎません。

コミュニケーションとは呼べません。

もっと相手が望み価値があるものを提供することの方があなたの信頼に繋がります。

コロコロ変わる首相の名前など覚えるのではなく

どうしたら、売上を上げることが出来るかを考えている方がワクワクしませんか。

時間は、あなたの命です。

今していることは、命を削ってまでやる価値はありますか?

それより、家族とのコニュニケ―ションとかの方が、よっぽど価値あると思いませんか。


メッセージ-20「作業ではなく「仕組み」を構築しろ」

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レバレッジを狙え
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何かを行う時、必ず作業が発生します。

しかし、上手く行く人は意味もなく作業するのではなく、どうしたら懸かり時間を削減をできるかを考えながらその作業を行います。

もし、売れる物流サービスを1つ作り、それをコピーして複数の事業所で展開するとしたら、そうとう忙しくなるでしょう。

しかし、売れる物流サービスをヨコ展開しても、ただただ忙しいだけで、それほど儲からないということが起きます。

なぜなら、時間を少しでも減らす仕組みを構築して、今の作業を行うとチャレンジする事業者が少ないからです。
とくに物流業界には、このマインドセットをもつ人は少ないです。

なぜなら、仕組みの構築は、そうとう難しいのです。

しかし、創業期のセブンイレブンがそうだったように、それさえできてしまえば、あとは、それも含めてコピーするだけ。

そうです。あなたがやるべきは、作業をすることではなく、「仕組み構築」を行うことなのです。

そして、1つの仕組みが出来てしまえば、この仕組みは儲けを生みますから、それから大量にヨコ展開します。

これが「レバレッジ」です。

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自動化を意識した「今」を考える
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人間はみな、毎朝同じスタートラインに並んでいます。
しかし、稼げない人は、すべて身体を酷使してでも行おうとしてしまいます。

労働が悪いわけではなく、労働には、「肉体的な限界」=「儲けの限界」だということです。

だから、労働を対価にしている限り、あなたが体を壊したら、すべてストップします。
私が数年前、仕事をし過ぎて、疲労から免疫力が低下し、感染症になり死の境界線を行き来したように。。

そうなる前に、「自動化」を視野に入れて、今を過ごす必要があります。

たとえば、営業活動なんかそうです。

1対1で顧客フォローするのには、限界があります。
面談のための訪問を、WEBを使ったミーティングに置き換えたところで、時間的な拘束は相変わらずです。

空間的な移動がないだけで、時間はかかるのです。
ましてや、内容が濃くなってしまい、行きつく暇もないという感じになったのでは。。

これでは、継続できなくて当たり前。

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ステップメールを活用しNo,1に
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高級ナイトクラブに呑みに行って、名刺交換をすると、さっそくホステスさんから営業のメールがきます。
ただ、ホステスさんも送る相手の数が増えれば増える程、営業メールをするのが大変になります。

それで、進んでいるホステスさんは、これを自動化しています。

初めて店舗に行った後のメールは、
「初めてお店に来てもらいありがとうございます。
○○さんのお話し、すごく面白かったです・・・・」

なかなか、心のこもった文章だったりします。
でも彼女らがする事は、始めにメールアドレスを登録するだけ。

しかも、文章には複数のパターンが存在しています。

・大手中堅企業の社長なのか、それ以外か
・巨人ファンなのか、それ以外か
・接待している側か、されているのか

会話の中で、この3要素を聞き出します。
9パターンのステップメールを予め用意しているのです。
そして、Aさんはこのパターン、Bさんはこっちのパターンと、分類されて登録されます。

それは、次回に来店するまで、週1で届きます。
必ず、月曜日の午後1に。
しかも、会社のPCに。

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これが、自動化だ
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次回来店してくれたら、別のステップメールに登録し直すのです。
別の要素をヒアリングして、パターン分けされるのです。
自分を指名してくれるまで。。

これが自動化です。

一度、文章を作ってしまえば、機械が勝手に配信してくれます。
文章は休みの日に、ヘアーサロンとかで考えるのです。

自動化の一例をご紹介しましたが、このようにビジネスには、自動化できる箇所が山のようにあります。

ただ、それを商品の良し悪しだけでやっている限り、限界が生まれます。
毎日ジムに通ったり、美容院に行ったり、高い衣装を用意したりでは、お金と時間が不足します。

ましてや、「媚びを売って、無理して飲んで」というのは、昭和の時代のホステスさんです。

今のホステスさんがする事は、労働ではなく、企画や構成・売り方を考える事です。
視点を変えない限り、自分でビジネスの限界を作ることになります。

1・ホステスさんに負けないように、あなたが今やっていることを自動化するには、どうしたらいいですか?

2・すべては無理だとしても、どこからなら自動化できますか?

3・機器で無理なら、今の作業を人にお願いすることは出来ませんか?

そういえば、飲食店で、お持ち帰りをやり始めて、上手くいったところと、そうでないところがあったようですが、
上手く行きたいなら、平時から、ポイントカード登録してもらう&ふだんステップメールを送って、関係性を構築しておくことです。

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物流マーケティング塾
塾長 江島裕

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塾長通信(6月)-20,21,22,23,24

塾長通信-24「見込み客に送りたいメッセージ」

こんにちは、江島です。

事業は何のために存在しているのか、考えたことがありますか?

それは、「利益」を出すためです。
これ以外の何ものでもありません。

しかし、うまく行かない人は、利益を出すことから逃げ、「私は儲けるために、ビジネスをやってるわけじゃない」とキレたりしますが、それは、単なる負け惜しみです。

事業は世の中を良くするためになっている訳です。
つまり、ビジネスとは利益を出すものですから、利益を出さないものは単なる趣味でしかない、と言い切れます。
世迷言をいう前に、キッパリ勝ち負けを認めなくてはなりません。。

ただ、多くの人は、この利益の出し方だったり売り上げの伸ばし方について悩み苦しんでいます。

値下げしてでも、たくさん売るべきか、悩むところでもあります。

しかし、売り上げをのばす施策についてのマインドセットは簡単です。

1・価格を上げる
2・刈り取り型・焼き畑農業的な営業方法はやめる
3・今は買わないと判断したお客を、緩ーく追いかけていく
この3つの柱が必要です。

刈り取り型・焼き畑農業的な営業方法というのは、通り過ぎたらもう何も残っていない状態、荒れ野が広がっている状態ということです。
一網打尽というか、成熟していないお客様まで取って喰ってしまうと、次に何かを実らせるのに時間と労力がかかるということです。
要注意です。

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見込み客に刺さるメッセージ
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さて、マーケティングの前提となる話となりますが、あなたは、見込み客が何のメッセージに刺さるか把握できていますか?

しかも、ただの見込み客ではなく、ホットな見込み客へのキーワードやメッセージのことです。

しかし、多くの人は、この見込み客が刺さるメッセージを知ろうとしないのです。
その状態で、パンフやチラシやセールスページ・ランディングページを作って、新規客を追いかけてしまうのです。
結果は見えています。
無駄な労力や広告費を失うだけです。

これでは、いつまで経っても、ビジネスが楽になることはありません。

ですから、この見込み客の刺さるキーワードやメッセージを掘り当てることが、ビジネスでの成否を決めることになるのです。
マーケッターというのは、そのキーワードやフレーズやメッセージをつかむ人のことです。

ということで、何らかの手段で、見込み客との接点を作らねばなりません。
そして、共通点を見つける、どんなメッセージを発信しているのかを知ることです。

(1)既存客がいて、その人らに聞けるなら、すぐに聞いてください。

(2)あるいは、Google検索、あるいは、Yahoo!検索を使って行う方法もあります。。

『物流 お客様の声』
この『物流』というところを、『梱包』や『輸送』などキーワードを入れればいいのです。

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名正運輸さんの例
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検索トップに出てきたのは、愛知県にある名正運輸株式会社さんでした。
ここのサイトには、「お困りごとを解決」というページがあり、これを一読するだけでも、よいヒントが得られます。

例えば、
・「ビールパレット回収の実績が豊富だったのが決め手でした」というのがあり、ここから、「実績が豊富」というフレーズが抽出できます。
また、
・「乗務員さんの人柄・対応が良く、事故等もないので安心できました」というのもあり、「人柄・対応」というキーワードが出てきます。

こうしてピックアップしたキーワードで、ブログやメルマガを書くというのが、読者に響くのです。

ぜひ、チャレンジしてみて下さい。


塾長通信-23「体系的廃棄で成功をつかめ」

こんにちは、江島です。

あなたは、成功を望みますか?

それならば、まずは、スピードを上げるところから、やってみてください。

成功する人は、普通の人の数倍のスピードで進んでいるからです。

「でもそんなこといっても、色々やることがあります」というのもあるでしょう。
とはいえ、そんな言い訳している間は、成功はおぼつきません。

そうではなく、どうしたら、スピードを上げれるかです。

私の提案はずばり、「色々やることがあるなら、それを捨てろ」です。

はじめは大雑把に、ドバっと捨てることです。

残ったものも、雑に取り込むとこと。

〇精度は、二の次です。
〇完成度は、その次です。

なぜなら、ますは、スピードをあげないことには精度を上げる時間が作れないからです。
その原因結果の関係に気づいてください。

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稼ぎの正体
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この取捨選択のコツは、「これまでに稼いだことのあるものを取り、その他は捨てる」です。

なぜなら、「稼いだことのあるもの」とは、お客様に価値を認められたもの、だからです。

ですから、自分がやらなければならないと思う仕事にどれだけ時間をかけても、上手くいかないのです。
どんなに執着しても、どんなに頑張っても、「それは違う」のです。

「稼ぎ」は、自分のビジネスをどちらに向かわせるか、という指針にもなるのです。
目指す方向として、お金に焦点を合わせるということです。

お金という価値、商品サービスという価値。ビジネスとは、その価値と価値の交換です。

ですから、お金になっていないものは、価値がなく商品やサービスとして成立していないということです。

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多くの人がハマる罠からの脱却
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いい製品とは、機能がすぐれているう製品だと錯覚してしまうのですが、売れなければ、ただの自己満足、ただのエゴです。

そうです。
お金に換えられてはじめて価値となり、あなたの思いや考えメッセージが、世に羽ばたいていくのです。
買い手の喜ぶ顔を見て、そして、自己満足してもいいじゃないですか。

だから、多くの人に売ってください。
そして1人でも多くの人をその商品で幸せにしてあげてください。
お金になったものをより、強固に磨き上げてください。


塾長通信-22「貧乏人思考の落とし穴」

こんにちは、江島です。

あなたは、今、上手くいっていますか?

もし、「うー」と回答に困るのであれば、妙な拘りがあなたの足かせになっている可能性があります。

とは言え、もちろん、「拘りは大切」です。
「どうしてもこれだけは譲れない」という部分を持つことは、リーダーとしては大事なことです。

では、何を基準に拘りを持てばいいのか?
それは、『相手を幸せにすることかどうか』です。

つまり、あなたが拘り、かつ大切にしなければいけないのは、
自分ではなく、相手にベクトルが向いているということです。

それは、商品やサービスの品質かもしれませんし、はたまた購入しやすい価格もしれません。

ただ、ここで大切なのは、すべては「相手」を基準にするということです。
「自分」基準ではダメです。

だから、今後、人生を変え成功を望むのであれば、自分にスポットライトを当てるような妙な拘りは捨て、
カメレオンのように自由自在に変化してでも、相手に合わせた照準を決してそらさないでください。

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優先順位をつけない
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では、「優先順位」をつければいいのか~よく、書籍などで書かれている言葉です。

たしかに、これはもっともらしい言葉ではあるのですが、貧乏人が信じている言葉でもあります。

では、ここでのマインドセットは何か?
それは、「やらないことを決めること」です。

多くの人は、あれもしないといけない、これもしないといけないと感じながらも気づけば、何もやっていなかったということはざらにあります。

これは逆に言えば、それらは「すべて必要ない」ということです。
「あれも・・・」「これも・・・」というのを、思い切って捨てるということです。

どうでしょう、そのほとんどが、やってもやらなくても、人生に何ら影響を与えないものばかりだと分かるはずです。

だから、最初のステップとしては、優先順位をつけるのではなく、やらないことを決めることなのです。

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富の秘訣
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その上で、以前やってお金になったものを1つだけ手掛けます。
ポイントは、「これからお金になるもの」ではなく、「過去にお金になったもの」です。

そこに、集中特化させます。
お金も時間も労力もすべてです。

実は、いつまで経っても貧乏な人は、何もかもすべて重要に見えているのです。
要するに、エゴがモヤをかけていて、何が重要で何が不要なのか見えなくしているのです。

しかし、お金持ちは、そもそも「すべてをやる必要はない」というところからスタートしているので、
ごそっと問答無用に捨て去るのです。

その思い切りがないのが、貧乏人です。
色々なものが魅力的に見え、かつ捨てられず、外注してでもやろうとするのです。


塾長通信-21「未来をもたらす「道先案内人」とは」

こんにちは、江島です。

あなたは、ビジネスマンですか?
それとも、単なるサラリーマンですか?

もし、「会社に良い意味で、何らかの形でツメ跡を残したい」と望むのであれば、自分の足で立ち上がる必要があります。
つまり、他人に言われた仕事をこなすのではなく、みずからすべきことを見つけ、それを行う人になることです。

会社という組織に属していても、ひとかどのビジネスマンとして世に認められる存在、

私は、それはマーケッターになるしかないと思うのです。

マーケッターとは、顧客にとって「道先案内人」のような存在です。

例えば、
・この先には水場がないので、ここで水筒に水を貯めておいてください
・そっちには崖があるので、足元に注意して歩いてください
・あと少しで休憩所があるので、もうちょっと頑張ってください
といった具合です。

こんな感じで、顧客を成功に導くのがマーケッターの仕事です。

だから、自ら仕事を開発していかなければならないのです。
顧客にために生きるからです。
所属している会社の枠組みから抜け出す必要が出てきます。

もう、サラリーマンというカテゴリーでは語れなくなるのです。

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仲間を作る意識
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ただし、あなた自身、同行人もなく1人で行くとどうなるか?

・頂上に行く前に脱水症状を起こし
・登るべきではなかった崖で足を滑らせ
・底の見えない地の果てに転落して
しまいます。

なぜなら、成功の大半は、誰と組むかで決まってくるからです。

これは、良くも悪くもです。

あなたが部屋にこもり、1人ぼっちで寝ずに努力したところで、成功できるほどビジネスは甘くはありません。

逆に、成功している人に囲まれれば、努力など皆無で成功することは可能です。

なぜなら、周りの人の集合体があなたという存在を形成するからです。
グダグダ思い悩む前に、誰とパートナーを組み、どういった未来を手にしたいのかをまずは明確にしてください。

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足ながおじさんはいない
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・街で偶然出会った、足長おじさんがチャンスを運んできてくれることは、ぜったいにありません。
・シンデレラに出てくる魔法使いのおばあさんもいません。
・もし、あなたが成功を望むのであれば、おいしい話や儲け話に答えを求めてはなりません。

あなたを一方的に成功に導いてくれる人などいないのです。

もっと自分の内側を見てください。
・知識
・経験
・スキル
・実績
・信頼
これらすべてが、あなたの財産であり、パートナーと組む時に、お互いに出し合うものです。

ただ、これらは、あなたが相手の望んでいるものを持っていてはじめて、価値となります。

「自分にはこんなスキルがあるんだよー!」と大声で叫んだところで、だれも快くあなたとパートナーを組んではくれません。

そうではなく、すべては顧客基準で考えてください。
パートナーと補完し合える価値を知り、必要なスキルを取り出してください。

ただ、相手に伝えるときは、実績がないと客観的に判断できませんので、
相手に分かりやすく伝えるためにも、スキルを実績に変換しておく必要があるのだと思ってください。

これには、それほど大変なことではありません。
キーワード化、フレーズ化、文章化しておけばいいのです。


塾長通信-20「2つの要素と3つのステップ」

こんにちは、江島です。

スキルがない人は、それだけで不利です。
スキルがない人は、騙されます。

ただ、これは仕方がありません。

なぜなら、ビジネスとは、価値と価値の交換であり、
スキルという価値を持っていない人は、お金という価値を提供するしかないからです。

だから、スキルや実績など何もない人のところに来る話は、詐欺まがいの話ばかりなのです。
・仕事を手伝ってくれ
・何かいい提案を出してくれ
・いそいで見積もってくれ
こうした話にロクなことはありません。

私も駆け出しの頃は、そうした話に翻弄され、会社を危機に陥れました。

では、どうしたら騙されずに会社に成功をもたらすことができるのか?
それは、あなた自身が「スキル」を磨き、「実績」を積み重ねることです。
残念ながら、それ以外にありません。

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またあなたは、大きい顧客・荷主との関係を手に入れさえすれば成功できると、誤解していませんか?

これは、夢はあるけど、なかなか成功できない人が陥ってしまう罠です。
そういった人は、最後にお伝えしますが、「何 What」以下の部分が欠けているのです。

物流で成功できない人は、自分とは無関係な荷主を追いかけてしまいます。

これではアイドルの追っかけとかわりありません。
しかし、他人の夢を自分の夢と錯覚してしまう人は、この罠に陥ってしまうのです。

例えば、
・高層マンションに住んでいる
・高級車を乗っている
・年収で数億円稼いでいる
・拘束されない自由なライフスタイル
・海外でのんびりとした生活
etc…

といった具合で、タレントでアーティストのガクトのような生活を送るという「夢」を、刷り込まれて追いかけているのです。

でも、そこに答えなどありません。

大切なのは、まず自分の本当の夢を見直すことと、「何 What」を明確にすることです。

この答えがない人は、いくら壮大な夢を持ったところで、残念ながら叶うことはありません。
なぜなら、パワーの蛇口がない状態なので、あなたやあなたの会社に潜む本当のパワーを出すことが出来ないのです。

だから、まずは、成功したいのであれば、「何 What」以下の3つのステップを明確することが大切になってくるのです。

ステップはこうです。

1.「何 What」をはっきりさせる
2.「誰 Who」をはっきりさせる
3.「どうやって How」をはっきりさせる

この要素と順番を無視した状態で、「誰 Who」という部分、
つまり顧客・荷主を求めたところで無駄な時間と労力、お金を使うことになります。

外に答えを探すのではなく、自分が本当は何をやりたいのか、「何 What」以下をもう一度考えてください。

それだけで、無価値観から解放され、他人と交換すべき価値とは何なのかに気づけるはずです。

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物流マーケティング塾・塾長 江島裕
〒113-0021 東京都文京区本駒込6-3-24
YAMATOMURA Green Terrace C02号
 TEL 090-3216-9648 FAX 020-4622-8817 
E-Mail: info@logivision.biz
URL: http://logivision.biz/
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塾生向けメッセージ(5月分)-16,-17,-18,-19

メッセージ-19「世の非難を恐れるな、成功はその先に」

先日箱根で行なわれた個人事業者の交流会で、ある人からこんなことを訊かれました。
「今はどんなビジネスが儲かりますか?」と。

私の持っている感覚で言うと、そんなビジネスはないのではないかと。

ただ、成長期に差し掛かっている商品やサービスは、業界が成長しているので、広告費をかけずに、売上を伸ばすことができます。

しかし、儲かるからと言って、そのビジネスが、自分の望まないものだとしたら、あなたはそのビジネスに夢を抱いてやり続けますか。

・株取引、証券取引
・外貨FX、仮想通貨
・ネットワークビジネス
・不動産投資

箱根に集まったのは、個人事業者ばかりですが、みんな、
起業当時、そんな儲け話ありきで起業した人はほとんどいないのです。
また、そんな儲け話に投資した人は、残れないでしょう。

儲け話は、パチンコで言えばフィーバー。
競馬で言えば、万馬券。
そう何度も繰り返すことはありません。
儲け話を探すと言うことは、パチンコの当たり台を常に、探さなければならないということです。
こういう考えの人は、最終的に業績不振で倒産します。

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今のビジネスの再構築
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売り方を変え、見せ方を変えることで、今のビジネスを、次の波に乗り換えるという視点です。

必ず、どこにでも今までの常識の変化を恐れる人がいます。
新しいことに挑戦するということは、すなわち、批判も覚悟しなければいけません。

その上で忘れてはならないのは、成長している企業は、その批判をのり越えたということ。
のり越えた上で、今の地位を獲得しているということです。

では、どうやって、批判をのり越えられるのか。

それは「協力者」をつかむことです。

これは、スタッフや関係者だけではありません。お客様も入ります。

これから、ビジネスの船を出港させようとした場合、
そのビジネスに興味があり、一緒に荒波に乗り出し、新天地に達したいと思えば、その人は必ず乗船します。

しかし、行き先を偽り、皆を惑わせるようなことをするならば、
せっかくの乗船客は、次の寄港地を待たずに降りてしまうでしょう。
あれほど、命を懸けるといってくれたスタッフも、次第に離れてしまうでしょう。

ここで、重要なのは、
1.新規客に乗船してもらうこと
2.既存客に船に乗り続けてもらうこと
3.ファン化して、集客に協力してもらうこと

スタッフや関係者もお客様と同等です。

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『実績』だけが生かせてくれる
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実績がなければ、ただの夢。
妄想でしかなかったのだと評価されます。

ところが、最後の最後にでも実績が上がれば、批判していた人の言葉や態度も変わっていきます。

例えば、

1・ドラックストアの「マツキヨ」

はじめは、彼らのの手法は業界から批判されていましたが、
しかし、今はどうでしょうか。
どのドラックストアも同じ手法をとっています。

2・孫正義氏

はじめ彼は、ADSLを街角でばら撒き、批判と嘲笑をあびました。
ところが、そのパフォーマンスもあって、日本にIT通信インフラが構築されたことも事実です。

リーダーには必ず批判がやってきます。
出る杭は打たれる。

しかし、打たれて引っ込むくらいなら、はじめから世に何かを問うようなことをしなければいいのです。
・ただトラックを配車する係りで終わればいい
・倉庫で一日中フォークリフトに乗っていればいい

何かでありたいなら、尖った杭になることです。
出っ張る杭にならない限り、ビジネスは終わります。

https://00m.in/cSmKG


メッセージ-18「行列店ができるわけ」

巣鴨駅から事務所にくる途中の路地をはいったところに、
「日本一のショートケーキ屋さん」というのがあります。

日本一美味しいとされるショートケーキ!!

店の名は、フレンチ パウンド ハウス。
閑静な住宅街のど真ん中にあるのにかかわらず、いつも多くのファンでにぎわっています。

先日ゴールデンウイークの真っただ中に、世の中は外出自粛というのに、行ってきました。

店は喫茶室は閉鎖になっていましたが、持ち帰り用のショーケースはオープンしており、いつもながら繁盛していました。

ここで、面白い現象が出てきています。
おそらく、お店側は何も宣伝などしていないのに、行列をつくらせるほど繁盛しているという、現象です。

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行列ができるわけ
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食べてみると、たしかにおいしい。
クリームは濃厚だけど、口どけがさっぱりしています。
サイズが小ぶりなので、2~3口で食べきってしまう感じです。

それにしても、なんで「日本一」なのか?
絶対的な評価基準があるわけではありません。
資生堂パーラーや千疋屋より、本当に上位なんでしょうか。
そもそも、誰がこのフレンチ パウンド ハウスのショートケーキに「日本一」という称号を付けたのかです。

おそらく、TVや雑誌のグルメ番組・グルメ記事、でしょう。あるいはSNSかもしれません。
店側がみずから名乗っているわけではありません。それは、お店のホームページや店頭店内のPOPなど見ても、そう称しているものは何一つないのです。

では、繁盛の原因は、商品にあるのでしょうか。
・美味しい
・良い材料を使っている
・職人の腕がいい
たしかに、それはそうなんでしょうけど、私が思うに違います。
商品ではないです。

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人は体験に酔う
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私はこれは、「日本一のショートケーキ」という体験をしたい人間の、欲求の現れだと思います。。
日本一のショートケーキを、
・わざわざ訪ねてくる
・並んで買う
・「日本一」のモノを手にする
という体験を売っているのではないかと思うのです。

しかも、銀座や六本木や原宿表参道じゃなく、巣鴨なんですよ。

この感覚が分かりますか?

自分が何かを購入する立場になれば分かります。
どうせなら、その場でしか食べれないものを食べたい。
外出自粛の今であるからこそ、食べたい。

そう思って足を運んだお客様も多かったハズ。
現に私もそうですから。

そして、このケーキはけっして安くないのです。
1個700円くらいするのです。

でも、外出自粛なんだから、少し豪勢にといった感情も生れます。
庶民のプチ贅沢に浸りたい趣きにも、マッチしています。

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商品だけでは魅力はない
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しかし、表面だけ作ったところは上手く行っていません。

例えば、喫茶店で出しているケーキ。
コーヒーを飲むのだから、ケーキも食べるだろうくらいの、クロスセルで提供しているところもあります。
とうぜん、売れ残ります。
そう、ケーキをコーヒーのお伴商品として売っても、売れないのです。

商品にお客様が集まっていると思い対策しているところは、商品力がなくなった段階で上手く行かなくなります。

しかし、
・何故お客様がそこに集まるのか?
・何を求めているのか?
を把握しているところは上手く行っています。

商品は何でもいいのです。

お客様は商品を欲しいのではなく、
1・期待したいという欲求
2・得られる結果
を望んでいます。


メッセージ-17「情報を絞らないとやる気自体も分散する」

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そんな時は掃除する
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もし、あなたがあなたが混乱し、
上手く行かない状態に陥っている場合
作業は一旦止め、掃除をして下さい。

机の上の状態は、頭の中とリンクしています。

机上が雑然としていると、頭も混乱し、集中できません。
上手く行かない時は、色々なところを掃除して下さい。

綺麗にすることで、頭がすっきりします。

ビジネスの成否は、マインドが決めます。
そのマインドが乱れている状態では、結果を引き寄せられません。

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紙に書いてみる
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それから、パソコンではなく
紙に書くのも大事です。

特に企画や計画を立てる時は、なおさらです。
紙に書くと頭が整理されます。

そして、もっと大事なことがあります。
それは、ことあるごとにその計画を人に言うことです。

人に話すことで論理が整理され、またいいアイデアが生れます。

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情報の入り口を絞る
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また、できるだけ、
情報の入り口をひとつに絞ってください。
すると、面白いように、見えてくることがあります。

「青い鳥」現象とでもいうのでしょうか。
探し求めていたものは、意外にすでに、自分の足元に転がっているということです。

たしかに他に求めても求めても
得られなかった、ということはよくあります。
お釈迦さまの悟りに『求不得苦』というのがありますが、あれですね。
ちなみに四苦八苦の7番目にある苦しみです。

お釈迦さまが指摘しているということは、
誰しもが陥るワナだということです。

ですから、ただただ情報を集める
ということから、すぐに脱却しましょう。

そして、情報を取り込むのではなく、
世に広める側になりましょう。

まずは、与える精神で、情報発信を行う事です。
これが積み重なると、かならず、
もっと有用な情報が入ってきます。

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積極的に質問する
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情報をより具体的に絞り込み、ヒントを得ようと思っているなら、
ぜひ積極的に、ヒアリングやインタビューをしてください。

質問の仕方次第で、
(1)すぐに最適な回答を得ることも出来る
(2)いつまで経っても望む回答を得ることが出来ない
という結果が出てきます。

ここから、成果が生まれます。

不景気で仕事が減っている人は、
「なぜ、仕事が減っているんだ。」と考えてしまい
仕事が減っている原因ばかりを探すようになります。

正直、これは時間の無駄。
そんな原因など調べても、問題解決を得ることは出来ません。

では、どのように質問すればいいのか。

「なぜ、仕事が減っているのか」ではなく
・「新規客を増やす方法は何か」とか
・「売上を上げるにはどうしたらいいか」とか、
あなたの得たい結果を得る方法を、相手にずばり聞くことです。

このように検索すると、まったく違った解答を得ることが出来ます。
「回答」ではなく、「解答」です。
入り乱れているモノを、解きほぐしてくれるのです。

机上がスッキリするのと同じです。

そして、他社が手掛けていない策を得ることができます。

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質問する前の準備
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1・始めに、悩みに気づくこと
2・必要な情報を大量にインプットすること

この2つが必要です。

たまに、
すべてを自分で調べることで、仕事をしている気になっている人がいますが、
そんなのは、知っている人に聞けば、1秒で片付くことばかりです。

ただ、これも自分のやりたいことに気づけなければ
最適な質問をすることが出来ずに、
とうぜん的を得た解答は得られません。

それからまずは、その分野に特化して、
大量に情報をインプットし、自分の中に情報を貯蓄することです。

この時間をとることが、「重要なこと」の本質であり、やる気の源泉となるのです。


メッセージ-16「商品を売る前にしておくこと」

マーケティングを完璧に行うと、セールスは不要になります。

ドラッカーの有名な言葉です。
ただ、多くの人はそのことを理解できていません。

なぜか?
それは、マーケティングが奥深いからです。
だからふつう、営業マンは、その奥義に
触れもせず、商品に頼ってしまうのです。

たとえば、
「最高の商品です」
「当社が総力を上げて開発したものです」
「厳選した素材が使われています」
などなど・・

でも、お客さんにしてみれば、店の陳列棚のところで、
商品を眺めているときに、こんなことを言われたら、
何とも思わないというよりむしろ、迷惑なだけですよね。

しかし、売り込む段になると、商品説明になってしまう。
ご存知の通り、
人が商品を購入する時は、2つの理由しかありません。

「欲求」と「悩みの解消」です。

でも、売れない人は商品をアピールしてしまう。

商品アピールは、「欲求」や「悩み」にまったく関係ありません。
お客さんの中で繋がらないのです。
だから、買わないだけでなく嫌がられます。

売れない営業マンは、異業種交流会や展示会に行きますが、
人の名刺が数多く集まるだけで、
・欲しくない人にセールスしても、進展しないのは当たり前
・欲しいかどうか分からない人にセールスしても、時間と労力がムダに懸かる
だけなのです。

そういうことで、最近私が聞いた、
保険のセールスマンの事例を2つご紹介します

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2つの事例
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1.会いたい人を聞き、3年懸かっても必ず会わせる

まずは、相手が望むものを与えるということです。
その人が会いたいと思っている人を聞き、人脈を使って会わせてくれるのです。

その間は、一切保険の話はしません。

よく、5人を経由すれば、会えない人はいないと言われていますが、
それを相手のためにしてあげるのです。

見込み客ターゲットの社長さんというならともかく、有名人、政治家、芸能人でさえも。。

どう思いますか。
お客さんにしてみたら、冗談だろうと思っていたのに、
まさか、自分の会いたいという人に会わせてくれるなんて。。
その人のことが一ぺんに好きになりますね。

2.身の回りの困っている世話をすべてやってくれる

海外での事例ですが、経営者は人材に困っています。
そして、海外なので、従業員は言葉の壁に悩みます。

それを、その保険屋さんはすべて無料で何とかしてくれるのです。
そう、その人がいると、海外への事業展開も安心してできます。

当然、この人も保険の話は一切しません。

でも、生活をしていると保険は切っても切れない関係。
保険が必要な時はこの人に相談するわけです。

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セールスの本質とは
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どうでしょう。この2つの事例。
共通することは、本業の保険の話をしていないということです。

それによく考えてみると、

この2名は保険屋さんでしたが、この方たちは保険以外でも
売れるんじゃないかと、思いませんか?

物流でやったら、スゴ腕の営業マンだと思いませんか。

これが、すなわち、ブランディングです。
お客さんをファン化させる方法です。

ブランディングが大切だと、自分の写真をSNSなどに
出す人がいますが、これは大きな間違いです。

誰も、あなたの写真など見たくないのです。
自分がイケメンかどうかではなく、相手がどうしたらあなたのファンになるかを考えるべきです。

そう、
1・希望を叶えてくれる人
2・悩みを解決してくる人、

それを、あなたがやったとしたら、どうでしょう。

もう、商品を売ることはないのです。

ド師の言うように、
『マーケティングを完璧に行うと、セールスは不要になる』
のです。

お客様があなたのことを
どうしたら信用してくれるのか、
ファンになってくれるか、
を考えてみて下さい。

いったんあなたのファンになった人に
商品を売るのはさほど難しくありません。

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物流マーケティング塾
塾長 江島裕
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塾長通信(5月)-16,-17,-18,-19

塾長通信-19「短期間で成功するための要点」

こんにちは、江島です。

ビジネスで成功する秘訣、しかも短期間で成功する秘策には何が大事かという話です。
本屋さんに行くといろいろなビジネス成功本があると思いますが、
どれも余計なことが書かれていたり、逆に肝心なことがちょっと足りないという感じです。

私にとって最高のバイブルは、
ナポレオンヒルの『思考は現実化する』そして『悪魔を出し抜け』です。
まあ、この2冊は、私のつたない注釈を加えるより、各自購読してください。
おそらく、人生が変わります。

今回は恐れ多いことですが、ヒル大先生が打ち出していることを、
物流マーケティング塾的にフォローします。

・・・・・・・・・・・・・・

1・恥も外聞もなく他人をマネできる人
簡単に言うと、守破離の「守」です。

2・日本人っぽい、義理人情のある人
周りの人の空気感を大事にすることができることを指します。
それほど、コミュニケーション能力が高くなくてもいいのです。
お手紙やメールを欠かさないとか、口約束であっても絶対守るとか、そんなところです。

3・上手いリラックスの取り方ができる人
オンオフの切り替えができるということが、前提になります。

プロのテニスプレーヤーで、トップに君臨する人も、リラックスの仕方が上手いといいます。
仕事とプライベートのオンオフ、あるいは、試合中と練習中のオンオフもあるでしょう。

でも、トッププレーヤーは、試合中の一打一打にもオンオフを分けているそうです。
試合は長いと2時間以上掛かっていますが、よく見ると、実際にボールを打ち合っている時間はその内の僅かです。
おそらく、パレートの法則ではないでしょうが、正味20%、付帯80%でしょう。

要するに80%の時間におけるリラックスが、大事ということです。

さらには、自分がボールを打つ前後の緊張と、相手が打ち返すボールの球筋を読む緊張の間にも、一瞬のリラックスがあります。
こうしたオンオフの切り替えです。

4・第三者的にものごとを観れる人
思い込みが強い人はどうしても、近視眼的になります。
どっぷりハマることも大事ですが、ハマっている沼から抜け出ることも大事です。

ギャング団に銃を突き付けられたとします。もう撃たれたら命を落とすとような緊迫した状態です。
そうしたら、視点を離して、少し高いビルの上からその様子を眺めている状態。
さらに何千メートルも上昇して、地平線が見渡せるくらいの状態。

このように、目線を変えて第三者的に観れる人のことを、「メタ認知が高い」というのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・

この中でも大事なのは、1のマネることです。

これを積み重ねると、次第に、モデリングの感性を強くすることに繋がります。
本を読んだり、話を聞いたりしたら、「これこれこういう事だった」というように、まとめられる能力のことです。

仕事でもなんでも、「まとめるのが上手い人になる」ということです。
頭が混乱していてはダメです。
物事を順番に並べることができる能力だとも言えます。

それを素直に行動に移せることです。
実践には、「仕組み」という自分背中を強力に押してくれるものが必要になります。
それが、ビジネスモデルであり、自分の勝利のパターンなのです。

それから4にある「メタ認知」能力を身に付けることです。
そうすると、自分自身の思考や行動を正しく位置設定できるようになります。

つまり、問題解決や課題達成、戦略策定を自分ひとりでできるのです。
まさにスティーブ・ジョブズみたいな人です。

しかもそれを物語風、ストーリー仕立てにして、他人に伝えることができれば、
周りの人をグイグイ巻き込むと同時に、成功をグイグイ引き寄せることでしょう。


塾長通信-18「成功者と凡人を分けるたった1つのこと」

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「答え」を知りたがる者
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私たちは、知らず知らずのうちに
何かを行う際に「答え」を知りたがる体質になっています。

これは、学校教育が生んだ「ひずみ」と言えます。

答えを知りたがる体質は、大人が
自分では考えることのできない、
人間を生み出してしまった結果。

そのため、これまでの私たちは、
言われたことをきちんとできる人間を「優秀な人間」としてきました。

しかし今の日本において、言われたことしかできない人間は
・役立たず
・使えない
という烙印を押されることになります。

ただ、このような思考の持ち主は
ふつうのサラリーマンであれば
まだ何とかやっていくこともできますが、

マーケッターとしては、
「答えだけを知りたがる人間」イコール
「考えることのできない人間」と考えられてしまうでしょう。

所属している会社の、
商品やサービスが売れなくなれば
それと共に衰退する以外ありません。

=====================
成功者と凡人を分ける秘密
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世の中の成功者は、
・能力が高いから
・才能があるから
といった理由で成功したというのは、
たしかにその通りだと思います。

ですが、成功した人すべてが、
能力が高いわけでも、才能があったわけでもありません。

では、何が成功者と凡人の差を分けるのでしょうか?

それは、1つしかありません。
それは、問題が起きた際の「質問のし方」です。

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成功者と凡人の差
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成功者は、問題やトラブルに対して、
「どうしたら打開することができるのか?」
という視点で物事を捉えています。

それに対し、上手く行かない人は、
問題自体にフォーカスしてしまうため、
・何でお金がないんだろう
・何で時間がないんだろう
・何で自分ばかり不幸に襲われるのか
という「何で」のことばかりなのです。

先ほどから言っている、
「答えを知りたがる」というのは、これに当たります。

しかし、
今回、お伝えしている「何で」ではなく
「どうやって」という視点で捉えれば、
その後の未来が変わります。

つまり、
1・自分の保身のために、「答えを知りたがる」のか
2・行動に結びつけるための「質問」なのか

1番か2番かの差は歴然としています。


塾長通信-17「儲けの道スジはそんなに多くはない」

こんにちは、江島です。

儲からない人には、ある共通点があります。

それは、

儲かることではなくやりたいことを、選択してしまうことです。

その典型例は、定年後、退職金を使って
・夫婦で飲食店を始めるとか
・自宅を改装しカフェを始める
といった具合です。

========================
市場=儲かっているライバルの存在
========================

そこに市場が存在し、儲かっているライバルがいれば別ですが、

儲からない人は、
そういったを調査することなく、
「誠心誠意、熱意を持って取り組めばかならず買ってもらえる」と頑張ってしまいます。

ただし、どうなんでしょう?

いらないものをいくら熱弁を振るわれた
ところで、買うことはないと思います。

あなたの趣味に付き合う余分なお金など
余裕のあるお客様などいないのです。

では、何を基準にビジネスを選べばいいのか?

それは、

自分の戦う市場で、すでに儲かっている人、
つまり、ライバルがいるかどうかです。

その市場で年商100億円の会社があるなら
あなたの会社でも、やり方次第では、そこまではいくことができます。

ですが、

その市場にいる人たちが全員、苦労の割りに
伸び悩んでしてカツカツ状態であれば、
あなたが意を決して参入したところで
カツカツになるのは目に見えています。

=====================
目立つ先行者はいますか
=====================

これはビジネスだけでなく、スポーツでも
同じようなことが言えます。

昔、100m走を10秒切って走ることは
奇跡と言われていましたが、

カール・ルイスが、初めて10秒を切った
ことで、次々と10秒を切る選手が増えた
のです。

このように、初めの1人になるというのは
とても「大変で」「偉大な」ことですが、

他の選手たちから見れば、

1人でもいれば、間違いなく、自分にも
そこまでは行けるという目標にもなります。

まずは「目標となる人を探すこと」です。

だから、今後、何かビジネスを行う際には
まずは「やりたいことを優先する」よりも
「儲かること」の中から、「やりたいことを選択」してください。

なぜなら、儲からないことを続けていくと、
好きなことであっても嫌いになってしまうのです。

ですが、儲かることを行えば、
成果を実感できるので、どんどん好きになってしまうのです。


塾長通信-16「人は自分に何を求めるのか」

マーケティングが重要なコミュニケーション手段として、
ビジネスの場でその役割を果たすためには、
・個人的な要素ではない
・共通の課題に焦点が合っている
・ビジネスに焦点が合っている
といったことが必要になります。

さらに、マーケティング行動として、
情報を誰に提供すべきかを特定するかが明確になってこそ、
・問題課題とビジネスが融合
・コミュニケーションが生きてくる
ようになるのです。

しかがって、まず考えるべきは
・自分の必要なものは何かではない
・人は自分に何を求めているか?
・求めてくるのは誰か?
ということです。

間違ってはいけないのは、
・自分にとって必要な情報は何かを求めること
・誰に求めたらいいのかを探すこと
・形やフレームワークを決めること
・いつまでにという期限を設けること
ということです。

ビジネスに必要な情報は、すべて
組織の外に求めなくてはならないのです。

すなわち、
・自分が他にどんな情報を提供すべきか?
・誰に対してか?
・いかなる形でか?
ということに応えられるのは、

1・自分以外
2・自分の所属する組織外

ということになります。

===================
行動の準備をしておく
===================

したがって、マーケティング行動は、
・他人のところに行き、
・聞くこと(訊くこと)
です。

その準備として、
・自分も同じ質問に答えられるようにしておく
・かなりな時間を、この質問について考えること
・身近な人からスタートして
・相当数、試してみる必要がある
ということになります。

===========================
ポイントを再チェックしてください
===========================

ところで、
マーケ塾でやっているマーケティングの行動は、
メッセージがお客さんに届くかどうかです。

1.そのための、3ステップ
・市場設定=ライバルの存在
・お客さんの持つ短期的欲求
・心に響くメッセージの作成

2.メッセージ構成は、以下の3点
・訴求点
・ベネフィット
・求める行動

3.つくりたい集客ツールの、3点
極めてクリエイティブな部分ではありますが、
・ランディングページ
・HPサイトのページ構成と各ページの内容
・リードとしてのブログなどSNS、あるいは、チラシ、ダイレクトメール

以上、要点ばかりですが、整理しておきたいと思っています。
==============================================
物流マーケティング塾・塾長 江島裕
〒113-0021 東京都文京区本駒込6-3-24
YAMATOMURA Green Terrace C02号
 TEL 090-3216-9648 FAX 020-4622-8817 
E-Mail: info@logivision.biz
URL: http://logivision.biz/
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塾生向けメッセージ(4月分)-11,-12,-13,14,-15

メッセージ-15「ゴールから逆算する種まき」

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ゴールから逆算で考える
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あなたは
行き先の決まっていない飛行機に乗りますか?

おそらく、行き先がなく飛べば、
燃料が尽きて、途中で墜落することでしょう。

でもどうなんでしょう。

人生のゴールはともかく、
ビジネスのゴールを決めずに飛んでいる人は
けっこう多いのではないでしょうか。

そうすると、どうしたって
途中で燃料が切れて、
夢は夢のまま終わるのです。

逆に夢を叶える人は何をしているか?

1・夢を決める
2・その夢を紙などに書く
3・夢を色々な人に言いまくる
4・夢を叶えるための中途目標を決める
5・とりあえず今は、夢ではなく、中途目標に向かってがむしゃらに行動する

多くの人は、1と2はやっても、3以降やらないでしょう。
だから、叶わないのです。

先日テレビのドキュメンタリーで、映画製作をしている人が取材を受けていました。

その人は、3年後に10億円の予算で映画を撮ると言っていました。

しかし現在、その10億円のあてなどないのです。

でもおそらく、こういう思考の人は、夢を実現できるでしょう。

何故なら、夢を人に語っているからです。

こんなふうにテレビ取材ばかりでなく、色んなところで、色んな人に。

人に言うことで、自分自身が更に自覚出来るだけでなく、
自分の周りに応援者が集まるようになります。

===============
種まきを止めるな!
===============

どんなに忙しい時でも3/4は、種まき。
つまり、新規開拓。
残りの1/4は、それに伴う作業。

そう決めて時間を過ごしてみて下さい。

この比率が崩れると、衰退がはじまります。

人間どうしても楽な方に行ってしまうので、
商品づくりなど一連の作業をすることで、
仕事をしているような気分になってしまうのです。

・種まき・・・見込み客開拓及び営業
・作業・・・・サポート業務

このように、作業の方が精神的にも肉体的にも楽なので
作業を優先的にやってしまうのですが、作業はお金を生みません。

特に商品づくりなどは楽しいので
優先的にやってしまいがちなのですが、
商品づくりなどは、売れてからやればいいのです。

始めから商品ありきで販売すると、お客様が望まないものを
無理して売らなくてはいけなくなります。

そして、間違えがちなケースは、ニーズの確認や事前調査。

これも、一見当たっているように見えますが、
商品にお客様を都合のいいように当てはめている作業にすぎないのです。

これでは、売れません。
人間は自分が考えたものや作り出したものには思い入れがあるので
都合のいいように解釈してしまうのです。
ですが、先に商品を作ったりはもちろんですが、

3C分析やらSWOT分析とかの、市場調査を先行するとたいがいは失敗します。

何故なら、先に導きだしたい答えをもって行う分析に、意味などないのです。

基本は商品は、半分も出来ていれば、販売してしまうことです。
残りの半分は、買ってくれたお客様にあわせて完成すればいいだけです。

考えてみて下さい。
買ってくれる前は、お客様ではありません。
そんな人に聞いた意見など役に立たなくて当たり前なのです。

マーケッターが
誰に会っているのか、
誰と時間を過ごしているのか、
どんな話をしているのか、

あなたの行動のひとつひとつが、あなたの会社の未来を決めているのです。


メッセージ-14「コロナ禍に負けず稼ごう」

昨年亡くなった、著名なマーケッター、
ダン・ケネディの動画メッセージが最近ふたたび脚光を浴びています。

著作権違反になるかも知れませんが、速記メモをお伝えします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今は、この20年で最大のチャンスではないかと思います。

世の中の激変を利用して、業績を倍増できるのも、この時代ではないでしょうか。

不況はチャンスであり、ちょっとしたアイデアがとんでもない利益を招くのです。

不景気を理由に行動を起こさない人もいますが、

・そんな人たちを踏み台にして、のし上がりましょう。

・自由を手に入れ、思い描いた通りの富と成功をつかみましょう。

テレビを見ても悲観的なものばかりです。

メディアの歯牙に毒されて、負け犬の遠吠えに耳を傾けていたら、

チャンスの女神が通り過ぎるのを知らずに、ぼーっとしていることでしょう。

自分には無関係だと思うかもしれませんが、

古今の大富豪の多くは、不況期の真っ最中に、莫大な収入を得た人たちなのです。

ここに、重要なヒントが隠されています。

お金というのは、引き寄せ方を知る人の元へ流れていくものです。

今が、引き寄せ方を応用する時期なのです。

・天性の素質や特別な学歴や、スキルや経験も必要ありません

・何かしら恵まれた立場を得なければ、実現できないというものでもありません

あなたには、埋もれているチャンスを見出し掘り起こそうと思うだけでいいのです。

・業種や職種が何であれ、
また現在、
・投入できる手持ち資金に余裕があろうとなかろうと、
そんなことは関係ないのです。

起業家のジェイク・スティンフェルドは、
メディアを利用したフィットネス用品販売で
ゼロから膨大な富と名声を築くまでになりました。

売上は5億ドルに達し、ビジネス書も出版しました

これを見ている人の中には、
ジェイクと同じく運動器具を販売している人もいるでしょう。

しかし他の人が、なぜ、ジェイクのように
5億ドルも稼げないかをご存知ですか?

ジェイクは商品を売らず、自分を売っているのです。
彼はみずから世間から脚光を浴び、人気者になることを行ったのです。

いいですか。

・自身のビジネスを面白おかしく見せるのを拒む人や、
・慣習に捉われた行動しかできない人、
・急進的なやり方に反発する人は、

ジェットスキーをする猫の投稿動画や
経営者が不景気を嘆くテレビ番組でも見て、
指でも咥えていてください。

人は2タイプに分けられます。

・足並みをそろえて人の後ろを歩き、皆と同じ方向にしか進めない大衆型と、

・あえて集団から離れて全く別な方向へ進む個人型です。

“本物の行動ができる人こそ本物だ”
これは、ヘンリー・フォードの言葉です。

繰り返しますが、
世界恐慌中とその直後こそ、
アメリカ史上空前の億万長者を輩出した時代だったのです。

ヒューレットとパッカード。
カーネル・サンダースもその1人です。

クレメント・ストーンは、あのナポレオン・ヒルと共に本を書き雑誌を創刊しました。

ストーンが生命保険会社を起業して巨万の富を築いたのは、ちょうど世界恐慌の頃でした。

彼は、営業マンとして、陸軍の元兵士たちを雇いました。

当時は失業率が非常に高く、優秀な人材が大勢いたのです。

ストーンは、彼らを高層ビルに連れて行き、1日かけて一斉に飛び込み営業させました。

上階から順々に回るのです。

もちろん彼らには、高額な給料とインセンティブを支払いました。

そして、ご存知の通り、彼はこの賭けに勝ったのです。。

方法は様々ですが、劣悪な経済状況の中でも、富を築くのには、秘訣があります。

かつては競合がひしめき合っていたのに、
現在は“ガラ空き市場”になってしまったところに、果敢に進出することです。

人々は当時、“不況下で保険など売れないだろう”と皆、高をくくっていました。

しかし、ストーンだけがチャンスを見据えていたのです。

不況だからこそ道が開くのだという確信です。

コンラッド・ヒルトンは土地を購入することなく、
費用は後払いするというとんでもない条件でホテルを開業しました。

フライドチキンで有名なカーネル・サンダースは、
フランチャイズの経営方法を考案しました。

彼らは皆、リスクを承知で火の中へ飛び込んだのです。

私(ダン・ケネディ)も、あのビル・ゲイツも、1970年代後期の不況の最中、事業を興しました。

私が起業した当時、広告業界ではリストラが相次ぎ、
“広告費は火中に捨てるのと同じ”とさしたる戦いもせず、廃業した会社もありました。

競争相手がゲームを降りれば、注目や興味や顧客を簡単に独り占めできます。

他の人が諦めた時こそ、大きな利益を得る時です。

その1:大多数の人とは違う行動をし、自ら火の中に飛び込む
その2:大多数の人とは違う場所に突破口を見出す
その3:富や顧客がどこで生み出され何が妨げであるかをしっかり見定める

この恵まれた時代に3つのコンセプトを実践しましょう。

ライバルとの競争状態は、いつの間にかライバルの撤退で取り除かれるのです。

かつてないスピードで上昇できるでしょう。

多くの場合大抵の人々は、重要ではないことに目を向け、ゲームを降りてしまいます。

もはや道はガラ空きです。

自らを貧乏に追い込む人など相手にせず、ぜひ、私の2つの提言を信じてください。

1・大多数と違う行動を起こしましょう

2・富が生み出されている新しい鉱脈を見つけましょう

・・・・・・・・・・・・

死してなお、われら弟子たちに獅子吼する師の言葉には、グッと胸に迫るものがあります。

マーケッターとして、恥じない生き方をしなければならない、と心底思います。


メッセージ-13「成功を決める3つの勇気」

こんにちは、江島です。

世の中、成功を望む人は多いと思います。

ですが、その成功を勝ち取れる人は
ほぼいません。

その理由は、

最後のピースを見落としているからです。

成功をどれだけ夢見ようと、このままでは
はかない夢に終わるだけです。

が、

最後のピースを手に入れ起動させる
ことができれば、あなたの成功確率を
格段に上げることができるのです。

では、最後のピース、
それは「勇気」です。

そう、
最後の最後に決めるのは、勇気しかないのです。

才能とか努力とか、実績とか
いろいろ準備したところで、結局、
勇気を絞り出せるかどうかなのです。

勇気こそが、最強のパワーを導いてくれます。

==================
1・変化を恐れない勇気
==================

新しいこと、新しい変化に挑もうとすると、
どうしても、恐怖が生まれてきます。

日々やっていることだったら、多少先が見えるので、
大概のことには耐えられるでしょうが、
ここぞというときに、勇気が出ない
そういう人は多いと思います。

ただし、新しいことにチャレンジしていかない限り、
けっして新しい人生、新しいビジネスは起きてきません。

そして実際に、色々なことが起きます。

そうすると、もう怯んでしまって、
・身体が動かなくなる
・思考も停止する
・後回しにしてしまう

これでは、あなたは普通の人です。

でも、そこで、自分を奮い立たせて、
変化を迎え撃つ、強い気持ちでいれるか
どうか、そこをのり越えるのです。

だから、

・カッコ悪くてもいい
・失敗したところを見られても平気
・自分の目的目標はもっと先にある

そう考えて自分を鼓舞してください。

======================
2・自分自身を信じる勇気
======================

本を読んでも、偉い先生に相談して、
金言を得たとしても、結局は、
他人の情報でしかない。

それでは、自分の思考や行動に結び付かないもの。

・誰かが成功させてくれるわけではない
・誰かお手伝いをしてはくれない
・誰も手を差し伸べてはくれない

最終的に成功を勝ち取れるかどうかは、
自分自身なのです。

・自分が成功できるかどうか分からない
・他人の期待に応えられるかどうか分からない

となると、ほんとうに
自分を追い込んでしまうことになります。

ですから、根底に、
自分自身が自分の成功を信じ切れるか。
その1点にあるのです。

=======================
3・最初の一歩を踏み出す勇気
=======================

これを持っていない限り、どんなに
・素晴らしいプランを構築しても
・どんなに、良いことを言ったとしても
・どれほど、準備を重ねたとしても

踏みとどまってしまったら、そこで止まってしまう。
受け取るものを、受け取れなくなってしまう。

バーンと扉を切り開くのは、最初の一歩、
わずかな一歩を踏み出すしかないのです。

これにはマインドセットがあります。

それは、
・アプローチ
・実施
・フォローアップ
を、一連のアクションにしてしまうのです。

最初のスイッチを入れて、ウイーンと
自動化ラインを動かしてしまうのです。

さらに、「実施」というプロセスも、
いくつかのジョブ=作業でできています。

このひとつひとつのプロセス、あるいはジョブも
スイッチを入れて動いていくのです。

つまり、
1・オートメーション化すること
2・小さなスイッチをいくつも入れていくこと

で、「最初の一歩」というアクションの免疫をつけることです。


メッセージ-12「忙しい時こそ、自分を追い込め」

人間は、怠ける生き物です。
忙しさを言い訳にして、重要なことを
先延ばしにします。

しかし、そんな時こそ、活動時間の
7割・8割は新規の種まきして下さい。

セールスでいう、見込み客開拓のことですが、
完全な新規客でなくてもOKです。

いわゆる、既存客の拡販余地でも、
充分に “種まき” と言えます。

こうした見込み客開拓をしなくなると、すぐには影響は出ませんが、
しばらくすると確実にヒマになります。

当然、その間の売上の増加はストップします。
それ以上、問題となるのは、
気持ちの弛緩です。

私たちマーケッターの仕事は、
決めた日々のルーティンワークを
淡々と行うことにあります。

ですから、空白の期間というのは、
見た目の売上以上の損失を生むことになります。

一度、止まった車を動かすのは、非常に大変になってしまいます。

だから、忙しい時こそ、余計に追い込み
種まきする必要があります。

================
振り返りの大切さ
================

そして、忙しい時こそ、勉強も忘れてはいけません。

人間はそもそも、買ったばかりのパソコンと同じです。
空っぽで、アイデアを持っていません。

今までの経験や勉強したことが、自分の中で
ミックスされアイデアとして出てきます。

はじめに
マインドセットという基本のOSを入れておき、
知見というアプリを通じて形勢される
アイデアこそ最強というわけです。

もし、あなたが、今どうしてもやる気が出ずに
悩んでいるとしたら、
もう一度マーケ塾の過去のテキストを眺めてみて下さい。

すると、
以前は気づかなかった点に気づくはずです。

===============
1日1個のテーマ
===============

あとは、1日のやることを自分の約束として決めます。
それを達成しなければ、自分との約束を破ることになります。

もし、このやることが分からない時は、
まだ明確な1年後が決まっていない証拠です。

自分の中で「これだ」というものに出会えば、
このようなことはなくなります。

何かを手掛けたい時は、もう一度、テキストを見直し、
突破口を考えてみて下さい。

==========================
自分と向き合わない限り、一生稼げない
==========================

逃げてはなりません。

楽して儲かるような話などありません。

それを、あなたが数ヶ月勉強しただけで
すぐに稼げるようになると考える方が間違っています。

「どのビジネスが儲かりますか?」
「これから何が流行りますか?」

よく尋ねられますが、
こういった質問はナンセンスです。
そして、儲からない人は、すぐに都合よく手を抜いて
楽しようとするのです。

正直、1つのことで、上手く行かない人は、
他のことをやったからと言って、上手く行くことはない。
成功している人は、1つのことを
成功させることに集中するものです。

そして、上手く行ったら、知見を追加して、
マインドと為していく。
成功したことのある人だけが、手にするもの、
それが、マインドです。

それで他も同じようにやると、同じように上手く行く。

これは、何を意味するのかというと、ノウハウには
それほど価値はないということ。

ノウハウを最大化するマインドがあって
はじめて効果を出します。

だから、今は、「個別販売モデル」の確立に
時間を費やしてもらいたいのです。

今はこれに執着しない限り、一生
ダメ営業マンで終わってしまうことでしょう。


メッセージ-11 「無料相談にチャレンジ」

================
ワクワク感を提案して
================

もし、フロントエンド商品に無料相談を考えているなら、ぜひ参考にして頂きたいことがあります。

無料相談というのは、大概の場合、お客様が他には言えないような、悩みやその解決策を知りたくて相談してくるのです。

そんな人に、「ココがダメですよ」と指摘したところで、その時点でお客の気持ちが離れます。

誰だってダメなのは承知で、恥をしのんで相談してきているのです。

ダメなものをダメと指摘するは誰でも出来ます。

そうではなく、見込み客を次のステージに連れて行きたければ、ワクワク感を提案することです。

不安が期待、つまりワクワク感を上回った瞬間に、人は次のステージに足を踏み入れようと思います。

お金があるから契約するのではありません。

予算があるかどうかも関係ありません。

その位のワクワク感は大切だということです。

===========
ファン化をめざせ
===========

お客様のファン化は、もっと難しくなります。

なぜなら、

お客様が想像している以上のサービスを提供していなければ、ファンにはならないからです。

無料相談であっても、そこら辺のコンサル以上の、アドバイスです。

このアドバイスが大したことがなければ、ファンにはなりません。

お客様が想像していたものより、上回っていることが重要です。

そこに価値を感じて、ファンになるのです。

それが、見込み客を一段上のステージに登らせることになります。

その入口が、先の「無料相談」というわけです。

無料だからと言って、適当な提案をすると契約には至りません。

無料相談でもワクワク感を与え、最高のクオリティのものを提案する必要があるのです。

提示するものはA4サイズの紙1枚で十分です。

見た目ではなく内容が肝心です。

たまに、見た目を重視し、分厚い提案書であっても、内容がないものがありますが、それは、見かけ倒しというものです。

============
稼げていますか
============

あなたは、稼げていますか?

だとしたら、ワクワクを提供していないということになります。

それが分からず、行動が止まっているとしたら、一度気持ちをリセットして下さい。。

やることが分かっていて、どうもやる気が出ない人は、ちょっと早めに寝ちゃいましょう。

無理矢理やったところで、いい結果は出ません。

おそらく、忙しすぎ、あるいは功を焦りすぎると、あなた自身の仕事に、ワクワク感が伴っていないのではないでしょうか。

まさかと思いますが、やっている仕事が嫌いになっているのではないでしょうか。

この『無料相談』というのは、
・あなたも相手も、ワクワクするかどうか
・問題解決の内容がきらめいているかどうか、
・あなたも相手も、笑顔になるか、

よい試金石にになるのではないかと思います。

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物流マーケティング塾
塾長 江島裕

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塾長通信(4月分)-12,13,14,15

塾長通信-15「新規客をどうやっておびき寄せるか?」

こんにちは、江島です。

・新規客の集客をどうやったらいいのか?
・どうやったら新規開拓が上手く行くのか?

あなたが、会社の営業担当でしたら、
よほどの変わり者でない限り、
新規客を虎視眈々と狙っていることでしょう。

ただ、多くの人は
マーケティングであれセールス活動であれ、
新規開拓の行動をしても、現実に1社も獲得することはできず
「どうしたらいいのか」
というジレンマに悩んでいることと思います。

でもこれは、あなたの能力が低い
ということではなく、かく言う私もそうでした。

おそらく、この悩みは、
新規客を獲得する際のアプローチ方法を、
1つに決めていないことに起因しています。

=========================
要するに、何でもやり方がある
=========================

当然、そのやり方を知っている人は、
面白いようにガンガン新規客を集めますが、

知らない人は、活動時間を無駄にし
悔し涙で枕を濡らす羽目となります。

「その方法が決められないから、苦労してるんだよ」

と見失っているなら、今回は復習の意味も合わせて
「集客」のキモの部分を見直してみましょう。

======================
新規客を殺到させるアプローチ法
======================

顧客には、既存客と新規客がいます。

この2種類の顧客の違いは、あなたのことをよく知っているかどうかの違いです。

既存客はすべて分かっていても、新規客は分からないのです。

新規客があなたのことをぜんぜん知らないなら、新規客はおそらくあなたのことを詐欺師だと思っているのです。

詐欺師の常套句は、「大丈夫です。私を信じて下さい。私にぜんぶお任せください」です。

くちグセになっているなら、要注意!

商品やサービスや自分のことばかり、盛んに喋り聞かせます。

・どこどこで勉強してきた
・原料や素材にこんなものを使っている
・ちょっとした資格をもっている

私はこれを「プロダクトアウト」と称し蔑んでいます。

====================
商品のことは一切出すな!
====================

だから、商品のこと、商品の良さ、自分のことを語らない方が得策なのです。

新規開拓するなら、新規客を得たいのなら、

商品の良し悪しは関係ない、というか、
絶対やってはいけない、集客のタブーです。

・原価が懸かっているとか、
・どれだけ頑張ったかというもの、
・労力を懸けたというものは、
相手の耳元で大声で叫んでいるようなもの。

だれも、聞きたくはないのです。

==========================
○○しそうということでOKです
==========================

新規客をゲットしたければ、以下をやってください。

それは、相手に以下のように思わせることです。

・コストが下がりそう
・ミスが無くなりそう
・楽しそう
・おいしそう
・うまく行きそう
・自分の人生を良くしてくれそう

そうです。

新規の相手にはあなたについていったら、

○○しそうという妄想や期待感を抱かせることです。

・もしかしたら
・ひょっとしたら

でOKです。

============================
どうなりそうなのかを考えること
============================

ですから、

・あなたについていったら、どうなるのか?
・あなたの商品を買ったらどうなるのか?
・サービスを利用したらどうなるのか?

それをまずは、考えましょう。

第2領域の時間を使うなら、つまり、
もっとも重要なことに時間を使うなら、これらを考えてください。

これが、新規開拓で、しかも完全な新規客に、あなたが注目されるという「開け扉!」です。

どう「認知」されるか、ということの答えです。


塾長通信-14「環境変化に伴う人生の変化を楽しもう」

江島です

緊急事態宣言が、発出されて
2週間ほどたちました。

「まだ大丈夫」と感じている人と、
「すでにヤバい」と言う人の
両方がいるようです。

行政からの要請と会社のお達しで、
お家で仕事をしている方も多いと思います。

今は、お家で過ごす時間をどうやって
チャンスに変えるかを探る、時代かと思いますので、

いくつかのマインドセットをお伝えします。

==============
1・良い習慣を再構築する
==============

人生は良くも悪くも習慣がつくるのです。

人生というものは、
種をまけば、芽が出て、実がなるという、
単純な原因結果の法則に支配されています。

種をまかなければ芽はでません。

習慣は種のようなものです。

習慣という種をまかなければ
実がなることはありません。

ですから、シンプルに良い習慣を
持てば良い人生という結果につながるということです。

しかし、
習慣を変えるのは難しいことです。

だから、コロナ禍の今こそ、チャンスだと言えるのです。

================
2・環境を変えて習慣をリセットする
================

例えば、

毎晩、ハシゴ酒で、終電で帰宅していた人が
ど田舎に引っ越したら、早寝早起きの人に
なった、みたいな話。

そんな風に
環境が変わることで
人は比較的簡単に新しい習慣を
受け入れることができます。

今はコロナ禍で、強制的に
生活環境を変えざるを得ない状況です。

・飲み会はダメ
・通勤せず、家に居ろ
・会議はオンラインでやれ

など、今までの生活習慣が
ガラッと変わった人も多いと
思います。

なので、
この環境が変わる
タイミングが
チャンスです。

==============
3・良い習慣を取り入れよう
==============

積極的に良い習慣を
1日の生活に取り込めるなら、
それだけで、人生は良くなります。

間違っても、

「朝から晩まで、ぼんち揚げと
ハッピーターンをこたつで
食べながらワイドショーを見続ける」

とか

「朝から宅配ピザをデリバリーで頼んで
漫画を読みながらゴロゴロする」

などの悪習慣で1日を
過ごすと、肥満し内臓をやられます。

本来、そんな過ごし方はよくないと
自覚しつつ、この悪習慣のドロ沼にハマっている

そうした葛藤でメンタルもやられます。

病気を誘発することさえあるのです。

=============
4・具体的な習慣を取り入れる
=============

やるべきことを具体的に、考えてみてください。

・朝起きて散歩をする

・毎日ひとつブログを書く

・英語のPodcastを聴く

・夫婦で会話する

・一人暮らしの友人に連絡をする

自分が良いと思う行動を実行して、日課にしてみましょう。

コロナ禍のこの時期は強制的に
習慣を変えられるめったにないチャンスです。

そして、

メンタルを安定させる時期でもあります。

==============
5・信頼があれば変化をしても
お客様はついてきてくれる
==============

レストランが仕入れた野菜の
販売店になってドライブスルー型で
やって行けるのは、

昔からのお客様に愛されているからです。

ネットで寄付をお願いして集まるのは
お客様に愛されているお店です。

対面型の実店舗が
オンラインの通販に変わっても
買ってもらえるのはお客様に愛されているからです。

ヨガのレッスンを
Zoomのレッスンに変えても
同じようにお金を払ってもらえるのは
お客様に愛されているからです。

応援しようと、支えてくれる人たちがいる。

新しい試みを拡散してくれる人たちがいる。

それらは、

全て、

今まで積み上げてきた信頼あっての事だと思います。

オンライン化や業態変化は

表面的な部分で、

根底の部分は変わらぬ商売の鉄則
それは、お客様との信頼関係です。

誰もが苦しい状況になればなるほど、
それがはっきりと見えてきます。

だから、

この騒動が終わったあとでも

「最後の最後は
お客様に愛されるかどうかだ」

ということを決して忘れずにいてください。


塾長通信-13「才能はどれほど必要なのか?」

こんにちは、江島です。

あなたはビジネスを行う上で、才能はどのくらい必要だと思いますか?

もし、「できるだけ多く必要じゃないのか」と思っているとしたら、それは、誤った考え方です。

なぜなら、

成功している人は、才能ではなく「あるもの」を基礎にビジネスを組み立てているからです。

しかし、

努力してもなかなか成功しない人は、この「あるもの」がないのです。

ですから、いつまで経っても、売れず、契約を取れません。

では、その「あるもの」とは何か?

======================
才能がなくても成功する秘策
======================

成功者とそうでない人の差は、細胞レベルではないし、才能でもない。

むしろ、ひとつのことに対して、ずうっと継続してきたものを、
生かせているかどうか、ということが大きいのです。

例えばずーっと営業畑だった人が、システムのプログラミングで、
そのキャリアを生かせるわけがないのです。

ゼロリセットでやり始めた場合、1万時間程度の学習が必要と言われています。

セールスとシステム開発では、ちょっと開きがあり過ぎですが、
私の場合など、かなり顕著でした。

物流の営業をずーっとやってきて、同じセールスだから「簡単だろう」と軽く考えて、
「業務の見える化」というパッケージ・システムを販売したのです。

ところが、1年間経っても、まったく売れませんでした。

同じ営業セールスという業務形態なのに、
サービスか商品か、無形か有形かで、ぜんぜん上手くいかないのです。

「業務の~」というので、「業務」という名の付くものには
すべて、適応可能だったのですが、
それがかえって、自分自身を迷わせていました。

どんな業種業態にでも「売れる」と判断していたのです。

ところが、物流コンサルタントとして
顧客の問題を解決するということを打ち出したところ、
仕事の依頼が舞い込むようになったのです。

=======================
では、なぜ、上手くいったのか
=======================

じつは、というか正直に言うと、
「顧客の問題を解決する」というコンセプトは、
私が打ち出したのではありません。

私をよく知る人が、私にアドバイスしてくれたのです。
「江島さんは、なぜ、自分のもっとも得意なことを、やらないのか」と。

それは、私のキャリアの根底に流れているものは、
他人様の方がよく見えるという不思議な体験でした。

私は、自分の強みを知らず、かつ、それを
顧客獲得にどう活かせばいいのかという、コンセプト作りが出来ていなかったのです。

そうです。自分の
もっとも強いところに原点回帰するまで、
1年もの歳月をさまよっていたのです。

知識、経験、そしてスキルが、顧客の立場に立ってみて、
最大に活かせるものでしか、勝負はできない、

ビジネスというのは、
それほど厳しいものと再認識したのです。

それから、勤勉なみなさんにはもう
お判りでしょうが、この経験が、

「市場設定が大事だよ」とか、
「商品を先に作るな」とか、私が
口が酸っぱくなるくらい言っている
マーケ塾のマインドセットに繋がっているのです。


塾長通信-12「年上に好かれる、5つの考え方」

こんにちは、江島です。

今回の話は、年上の人から好かれ、仕事に意欲的な人間に囲まれる環境をつくり出すことができるようになるための、マインドセットです。

まず前提となる考え方を話すと、あなたが、逆の立場でやられたら、嫌なことは死んでもやるなということです。

これは、人として当たり前なことなのですが、実は、この当たり前のことが出来ていなからこそ、浮かばれない人生を送ってしまうのです。

自分がされて嫌なことの例が、ざっと5つありますので、それを説明して行きましょう。

===================
(1)時間に遅れる→30分前集合
===================

この時間について、あまりにも軽視している人が多いのです。
億万長者でも浮浪者でも平等なのは時間です。

そして、世の中お金では買えないものはないと言われていますが、時間だけは買うことが出来ないのです。

特に、初対面で約束の時間に遅れる人は、それがどんな理由であれ、その後にかなりの影響を与えます。

考えてみて下さい。

初回に遅れた人と取引きを行ったら、その後、納期が守られるのか気になるはずです。

このように時間というのは、信頼を失うきっかけとなりますので、最低でも30分前には到着しておくことです。

そして、「待たせる=お金を奪う」ことだと認識しなければいけません。

とくに、相手が億万長者であれば、その損失は計り知れません。
なぜなら、お金持ちはケチなんです。
待たせた金額を請求されはしませんが、二度とアポイントはとれないでしょう。

===================
(2)約束を守らない→約束厳守
===================

これは、人間としてモラルに欠けますが、約束を守れない人と言うのがいます。

予約をドタキャンし、リスケの連絡もない、と常識では考えれない人が、この世の中います。

そうされることの多い私は思うのですが、
このような人は、ビジネス以前の問題で、一種の精神病を抱えているのではないかと疑ってしまいます。

そして、

もし、あなたが約束について無視し、自社製品のことばかりを語っているとしたら大バカです。

自社製品や商品、あるいはサービスとは、威張ることでも自慢することでもありません。

商品ブランドとは、1人1人のお客様への「約束」です。

つまり、約束を破る人に、商売のチャンスはないのです。

===================
(3)人のものを奪う→120%提供
===================

奪う人は、最後には、奪われます。
逆に、与える人は、与えられます。
金品でなくても同じです。

これは、人間の世界だけでなく、森羅万象この考えは存在しています。

因果の関係とも言えるものです。

とくに、ビジネスで成功したければ、まずは相手の想像を数倍上回るものを、与えるところから始めるのです。

フロントエンド商品のことを、マーケティング塾では何度も繰り返し話題にしますが、これは、相手の困っていることを無料で手伝ってあげることです。

・アドバイス
・アイデア
・フィードバック
・気づき

カタチのないものばかりですが、やはりこういったことを与えられる人は、成功も早く、与えられた人が逆に後押ししてあげたくなるのが人間です。

一方、
奪う人間は、嫌われるだけでなく、出入禁止や破門を受けることがあります。

とくに、平気で横取りを行えるような人は、どのコミュニティーでも嫌われてしまいます。

奪うことは人間関係を壊すのです。
あたり前のことですがきちんと再認識しておきましょう。

そして、年上の人に好かれたければ、今の自分の状況でも与えれることは何かないか、と常に考えることです。

===================
(4)無視する→報連相はきっちり
===================

たまに連絡事項を無視してしまう人がいますが、ビジネスにおいては信頼を揺るがす行為です。
いずれ信用を失うことでしょう。

ただ、この無視と言うのは1回2回ではさほど影響は出ないのですが、数を重ねることで、徐々に信頼を失うと言うことです。

ただ、

逆に言うと、連絡事項をきちんと行える人は、信頼を勝ち取るのも早いのです。

私は若輩だった頃から、営業担当でしたので、自社内でかつ他部署の部長さんとかと、やり取りせざるを得ず、「仕事」としてとくに意識したのは、この連絡事項だったのです。

正直、私はこの報連相ほど苦手だったものはありませんでした。

おそらく、相手も、付き合いづらいヤツだなあと、思っていたことでしょう。

===================
・支払いをしない(滞納)→期限通り支払う
===================

このお金と言うのは、信頼を失う一番大きな要素でもあります。

これは、家族で巻き起こる遺産の相続問題を見ればイメージつくと思います。

それだけ、お金と言うのは人を変えるだけの力を持ていると言うことです。

その為、ビジネスで支払いに関することは特に、慎重にならなくてはいけません。

たとえば、同僚とランチに行って支払いのとき、財布に万札しかなくて、千円をちょっと借りた時など、要注意です。

すぐ、コンビニに寄って、缶コーヒーを買って、それと伴に千円を速攻で返すことです。

ただ、逆に言えば、このお金のことをきちんとしておくことで、信頼を得ることが出来ます。

そして、

私がビジネスパートナーといい関係が継続出来ているのは、「期限通り支払いをしている」というのも大きいと感じます。

もちろん、お金がすべでではありませんが、お金には、良くも悪くもパワーがあります。

そのパワーをどう使うかであなたの立場は大きく変わってきます。

===================

さて、これらを見て分かるように、すべてには「信頼」が関係しています。

そして、

このように自分が嫌がるということは信頼を失うきっかけとなり、ビジネスどころの話ではなくなるので、成功以前の問題です。

これは、お客様だけでなくスタッフやパートナーなど、拘る人すべてに対して、信頼が大きく成功に影響します。

私もすべてが出来ているというわけではありません。

還暦を越えても、なお、それに向かって努力している、という感じです。

==============================================
物流マーケティング塾・塾長 江島裕
〒113-0021 東京都文京区本駒込6-3-24
YAMATOMURA Green Terrace C02号
 TEL 090-3216-9648 FAX 020-4622-8817 
E-Mail: info@logivision.biz
URL: http://logivision.biz/
==============================================

塾生向けメッセージ(3月分)-7,-8,-9,-10

メッセージ-7 「時間効率の上げ方はカンタン」

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パーキンソンの法則を活用する
===================

いつもの自慢話(!)で申し訳ありませんが、
私はいつも、
JR宇都宮線のグリーン車で仕事をしています。

最寄りの古河駅から上野駅まで、
およそ1時間です。

このスピード感で仕事をしています。。

・ゼロからアイデアをまとめる
・素案から企画をパワポに落とす
・メルマガを書く
・プレゼン資料を1本作る

出来ることはすべて行うことにしています。

実際には往復で利用しているので、1日2時間確保できています。

・ロジスティクス大賞の論文も書きました
・電子書籍の原稿の執筆もしました
・マーケティング塾のテキストも作成しています

もちろん、
全てその2時間でできるわけではありませんが、

中身はともかく、大切にしているのが、
いったん、始末をつけるということなのです。
だからこその、スピード感だと思っています。

また、気が付いた方もおられるでしょうが、
電車の中でやっているワークは私の場合
すべて、何かを作成しています。

要するに、アウトプットです。
本を読んだり、スマホで情報検索すること、
つまり、インプットはしていません。

あくまで、アウトプット。
自分の中から何かを取り出すこと
に専念しています。
要するに、排泄ですね。

物流マーケティング塾で塾生のみなさんに
何か大切なものを教えているようですが、

実際のところ、ぜんぶ排せつ物です。
すいません。

朝のはいせつ。夜の排せつ。

まずは、考えずに出す。
出せば、次に出すものが見つかる。
というか、つられて出てくる。

そんな感じです。

よく、講義中、ちょっとしたワークショップで、
質問だけが書いてあって、
『1分だけ』とか『3分で考えてください』
とかやりますが、

あれに正解があるとすれば、
まず何も考えずに、単語を書くことです。
空欄にポツリと書くのです。
それが『正解』です。

大切なのは、
「書くという行動を実際にする」ということです。

良いか悪いかの判断はあと廻しにしてください。

他の人に受けたかどうかです。

そして、以前に講義しましたが、

「パーキンソンの法則」を使ってください。

短い期限で仕上げると質のいいものが出来るという法則です。

==================
成功への3ポイント
==================

1.精度は問わない

これは何かというと、上手く行かない人は
100%の精度を追求しようとします。

でも、考えて下さい。

ジョブズ君臨時代のアップルでも、
100%の精度で公開していません。

まずは、リリースし、不具合が見つかれば
バージョンアップで対応しています。

ジョブズができなかったものが、
まして我々ごときに出来るはずありません。

公開してからでないと、分からない部分もあるので,
完璧よりスピードを重視して下さい。

2.数をこなす

始めから最短で成功を望むのではなく
上手く行っている人は言わないだけで、
数多くやっています。

それこそ、「やっちまって」います。

セールスで100件売った人がいたら、
その人は10,000人にアプローチしているかもしれません。

そうでもしなければ、100の成約ありません。

この世の中すべて、数値化できます。
逆に言うと、数値化できていない段階は
ビジネスが確立できていないということです。

ナンパが上手い人も同様ですね。
諦めずに何人にも声をかけています。

では、なんでめげずにできるのかというと
確率論だと言うことを経験から知っているからです。

でも、上手く行かない人は、
10人に断れたら、自分には無理だと諦めているだけです。

3.質問が上手い

そして最後に、成功者は質問が上手いです。

上手く行かない時、成功しない人はこう考えます。
⇒なぜ上手く行かないんだろう。

上手く行く人、成功する人はどう考えるとかというと
⇒どのようにしたら、上手く行くのかな。

始めから上手く行く人など1人もいません。
上手く行っているようで、その人は壁に当たった時に
質問をし改善策を講じているにすぎません。


メッセージ-8「自分の限界を決めているのは自分」

もし、
あなたが今、取り組んでいることで
何も成果を出せていないならば、

別のことを始めたとしても
何ら成果を出す事はないでしょう。

それが、どんなに簡単なことだとしてもです。

あなたは、物流マーケティング塾の塾長である
江島にマーケティングを
教わっているのではありません。

孫子やピータードラッカーに、
無敵の英知を伝授されていると
思って頂きたいのです。

だから、今の取組みで、
他人の10倍の成果を出せない人は、
おそらく、何ごとも為すこともなく
サラリーマン人生を終えることでしょう。

われわれマーケッターは
仕事のプロセスでは評価はされません。

「すごく頑張った」というのでは、
何の意味もありません。

われわれはただ、
出した「成果」で評価されるのみです。

なぜ、成果を出せないかというと、単純に
考える力が不足しているからです。

・今の仕事でもっと成果を出すにはどうしたらいいのか
・どのようにすれば、もっと大きな結果に繋がるのか
など、脳漿を絞って考えていないのではないでしょうか。

塾長に言われることなどに、感心しても、
への足しにもなりません。

それ以上のことを考えていなければ、
成果には繋がりません。

問題ばかりに足を引っ張られている人は、
スタートすることすらできないでしょう。

上手くいく人は、上手くいかないのを前提に
改善策を常に考えているのです。
それくらいの、用意周到さも、
マーケッターの必要なスキルなのです。

そして、忘れないで頂きたいのは、
・おいしい話は世の中には、絶対あり得ない
というのと、
・あなた自身の未体験ゾーンに新たなキャッシュポイントがある
ということです。

かつて1万時間の話もしましたが、
まったく違う分野に進出するというのは、
どんなに簡単なことでも、時間がかかります。

しかし、誰にでも切らねばならないスタートがあります。
思い切って、そこを乗り越えてきたから、
新しい人生に舵を切ることができたのです。

ですから、怖いけど、
チャレンジをすることです。

私は、将来を嘱望されていたにもかかわらず、
会社を辞めて、独立しました。

未体験ゾーンに身を投じたのです。

それから10年後、
今度は、物流マーケティング塾という、
教育事業を始めました。

これも、未体験ゾーンです。

過去に1回でも経験していれば違うでしょうが、
私はコンサルタントになったり、コーチになったり。。。。

簡単にできることではありません。
想像を絶するほどのストレスです。

それでも、今の課題を頑張ることが
世界の未来を変えると信じています。

正直なところ、私の持っている感覚では、今は、
サラリーマン時代の10倍の成果を出す程の、
努力をしています。

どうか、考えて下さい。
どうすれば、驚くような成果を出すことができるか。

そして、あなたが成果を出して思いの丈を遂げたときに、
孫子の気持ちが分かるはずです。
楽しみにしてください。


メッセージ-9「マインドセットとマインド」

====================
改めて考えてみよう!

マインドセットとは何か?
====================

マインドセットというのは、成功者に特有の
物事の考え方のことです。

人生、とくにビジネスに先の見えた
道などないのです。

だから、ビジネスに迷ったときに、
成功への羅針盤となるもの。
それがマインドセットだ、ということになります。

あらかじめ、先人の知恵として持っていて、
人生やビジネスを展開していく中で、
何かにつまづいた時、
壁にぶち当たった時などに、

「目指すべきはあっちだ」というふうに
羅針盤となるものがあれば、迷わず、
前に進んでいく活力となるのです。

・何を信じ
・何をゴールと見なし
・何を得たいのか

たとえば、
新規プロジェクトを進めて行くとき
本に書いてあるような、ノウハウとか
技術は、あまり役に立たないんですね。

むしろ、幾多の戦争の最前線で死線を
かいくぐってきた、百戦錬磨の将軍が、
何を語るのか、何を行動指針とし、
判断の基準としているのか

それが、活路を見い出すヒントになる。

つまり、そうした、
マインドセットさえ確立されていれば、
・どんな業種業態でも
・どんな環境・環境でも
・どんな相手や法人相手でも
持っている能力をすべて集中できるのです。

では、どうすれば、それを学べるかというと、
答えを求める側ではなく、
自分がうみ出す側に移行していくこと
が求められているのです。

============
マインドの力
============

世の中、スキルやノウハウなどというものは、
満ち溢れていて、さほどの価値もありません。

しかし、業績に

あれだけの差がついているのは、ずばり
マインドが影響しているからです。

では、そのマインドというものは、
何なのか?

私はそれは、やる気の根源だと考えています。

こんな経験ありませんか。

・何かにひらめきワクワクした経験。
・やもたってもいられない思った経験。
・食事も忘れて没頭した経験。

もし、あなたが、この状態で仕事を
したらどうか。

間違いなく上手くいきます。

やることが、何であれ関係ありません。

肝心なのは、実行する本人がそれを
どのような状態で取り組むかだけです。

ですから、マインドを固めることも大切です。

====================
最高の状態を引き出す
====================

ある方法を伝授します。

1日無駄にしてもいいので、必ずやって下さい。
その後の生産性が100倍になります。

その方法とは、

ドラマでも音楽でも本でもなんでもいいので、
これを見ると・これを聞くというもの、
やる気が出てくるものが、人には存在します。

まずは、それを見つけることです。
自分の中のスイッチを探し出してください。
想い出してください。

丸1日かかるかもしれません。

それを無駄と思うかもしれません。

しかし、日々、無為な時間を
ダラダラ過ごす方が、無駄というものです。

見つければ、それは、今後一生あなたの根源に火を付けます。

私の場合は、イングリッドバーグマンの
映画「ジャンヌ・ダーク 」です。

若干16歳の女の子の、
真っ直ぐな思いが、幾多の試練を越えて
祖国を救う冒険の物語です。

「私は母のもとで、編み物をしているのが、ほんとうは幸せなの。
でも、フランスを救うのは、他でもない、わたしなの・・・」

たとえ10倍100倍の敵を前にしても
決して怯むことなく
前に進むことができたのは、
彼女のマインドの力です。

彼女の言葉に特別な言葉はありません。

それでも、周りの人たちに
自分も何か大きなことに
チャレンジしたいと思わせてくれます。

私もその一人です。

だから、あなたにも探して欲しいのです。

自分のマインドを鼓舞させるものを。


メッセージ-10「霧の中を進む日もある」

ふつう、先が見えないと走ることは出来ません。

おそらく、手を伸ばしながら
恐るおそる歩いていくことでしょう。

しかし、ビジネスでは、それでも
前に進まなくてはならないことがあります。

インターネットを活用するのがいいよ
と聞けば、取りあえずネットの本を買ったり
ブログをはじめたり。

フロントエンド商品としてセミナーが良い
と聞けば、セミナーをやってみたり

とこのように、出てくるもの出てくるものに
目を奪われる人がいます。

じつは、私も、そういう人間です。

これを繰り返している内は、たしかに
稼げなくて当たり前です。

浮気性だから、という訳ではありません。

基本的に、きちんとやれば何に従事しても稼げるものです。

ただ、次々に目移りすることで、その結果、
ひとつひとつをやることに時間が取れない、
精力が傾けられないというのが問題なのです。

なぜなら、実行数が少ないと、どうしても稼げるまでに至らないのです。

1個2個やった程度で、結果など出るハズがないのです。
どんなに小さい結果でもです。

この時点で、やる気に差が出ます。

1個2個はバカでもやります。
10個くらいは、気合がある人はやるでしょう。

でも、100個やると決めたときに
本当にその途中にどんな困難があるか分からなくても、
霧の中を進む覚悟、

もっというと、
ゴールがはっきりしていなくても、というか、
逆にはっきりしないからこそ、
腹にぐっと力が入るのだというなら、
思い切って進むことです。

どんな敵に遭遇するか分からなくとも、
その時々に対処すればいいという、
正真正銘の大バカです。

勝利の女神は、そういう人に微笑みかけるのです。

==================
考えていても意味がない
==================

もし、
あなたが考えてからしか行動が出来ない
タイプだとしたら、今すぐその考えは捨てて下さい。

その考えることに消費した時間じたいがムダになります。

時間分析で「打ち合わせ」を仕事だと
思っている人がいるかも知れませんが、
ただの雑談でしかありません。

人間はそう簡単に、アイデアなど出ません。
正確に言うと、アイデアは出るでしょう。
いくらでも。

でも、日々知識を蓄積していなければ、
リソースを投資してでも行うべき、
乾坤一擲のアイデアとしては浮上してきません。

おそらく、打ち合わせの99%は、メールをやりとりすれば済んでしまいます。

もし、本格的に決める必要があるのなら、
オフサイト合宿などをして、
ブレーンストーミングとかブレークスルーをすることです。

また、成功した企業家の特徴をあげるとすれば、
「考える前に行動した」から、となるでしょう。

実際には、行動した結果を見ながら微調整をするのです。
それが、イノベーションです。

アレキサンダー大王は、行動とイノベーションだけで、ガンジス河のほとりまで侵攻してきたのです。

==============
構え、撃て、狙え
==============

自転車に乗るのをいくら本で勉強したところで、ダメでしょう。
ユーチューブを見ても、ダメでしょう。
親父にサドルを持ってもらっても、ダメでしょう。

ひとり、こぎ出して、転びながらも、身体で覚えるしかないのです。

これは、ビジネスも同じです。
最初っから正解を狙っても、絶体当たりません。

何かを始める際に、どうしたらいいのか
と、悩んでいる人がいますが、
そんなことはやれば、答えはすぐに出ます。

そして、あなたが考えている間に、ライバル社はどんどん進みます。
リソースが豊富なところは、捨てるのを覚悟で挑んでくるからです。

考えても仕方ありません。
完璧を求めても意味がありません。

たしかに、精度はありますが、的中しない
からと言って、諦めてははならないと知りましょう。

「構え」の極意があるとすれば、
50%でリリースしてしまうことです。

あとの50%は反応を見ながら
精度を上げて行けばいいだけです。

=======================
物流マーケティング塾
塾長 江島裕
=======================

塾長通信(3月分)-7,-8,-9,-10,-11

塾長通信-7「売れる人・売れない人」

おはようございます。
江島です。

どうでしょう、今の世の中、
いろいろな情報や取捨選択があって、
頭の中が混乱してきませんか。

われわれマーケッターにしても、
もっと新規顧客を増やさないといけないのか、
いやいや、既存客のリピートを狙ったほうがいいのか、
それとも、商品やサービスのカイゼンが先なのか?

このように、色々な情報や選択肢が飛び交い
書店で「今や○○の時代!」とか主張されると、
余計に私たちを混乱させます。

しかし、これはどこぞのマーケッターが作った
「戦略」です。

どこぞのマーケッターは、あなたの短期的欲求を刺激し、
興味を惹き、話を聞いてもらう状況を
作っているにすぎません。

では、なぜ
われわれは自分の短期的欲求を刺激されてしまうのか?

それは、本能では、制御できない領域に
アクセスしてきているからです。

=================
恐るべし!『短期的欲求』
=================

しかし、「いい商品を扱っているにも拘らず
売れない」と嘆く人は、たしかにいい商品を
売っています。

しかし、今の時代は、いい商品だけでは売れません。
これは、あなたも薄々感じていることだと思います。

なぜなら、今は昔と違い、どこを見渡しても、
いい商品で溢れかえっているからです。

いい商品だけでは、ダメなのです。

このことからも分かるように、商品の良し悪しが
売上に影響することはほぼないということです。

では、あなたが扱うそのいい商品を
売るにはどうしたらいいのか?

それは、お客様が、今すぐ解決を望む、
短期的欲求にアプローチすることです。

簡単に言うと、
腕に矢が刺さっている人の
矢を抜いあげることです。

今すぐその痛みを解消できるという
提案を行うことです。
けっして、将来よくなるという提案ではないのです。

そして、今、矢が刺さっている痛みを少しでも
和らげることができれば、
あなたは信用・信頼を確立できます。

もちろん、あなたが扱う商品・サービスを使うことで、
お客様の未来は大きく変わるだろうし、
その方がいいに決まっています。

しかし、お客様はまだ体感していない大きな夢より、
目の前にある関心事を、
小さな成功体験という形で実感させてくれる人を信用します。

========================
これが『売れる人と売れない人の違い』
========================

この商品を使えば、
将来1億円稼げるかもしれません、
と、分厚い提案書を持ってきた人と

実際に、100万円を稼がせてくれる、
ビジネスネタを持ってきてくれた人の、
どちらを買いますか?

おそらくあなたは、将来の大きな夢ではなく
目の前の100万円を取るはずです。

しかも現実に、「10万円稼がせてくれた」という、
実績があるのなら、なおさらです。

だから、もういい商品やサービスを提供する
という幻想から目を覚まさなければなりません。

いい商品だとし、その根拠をあげつらうのは、誰でもできます。

しかし、実際に成功体験を実感
させてくれる人は、ごくわずかです。

実際に体感させず、ただいい商品だと
言っている間は、申し訳ありませんが、
詐欺師と何も変わりません。

あなたの扱う商品が本当に、いい商品だと
言うのであれば、まずは、小さな成功体験を
体感させることです。

100のことを色々言う暇があったら、
1の成功体験をどうしたら感じさせることができるか
を考えてください。

その実績が、揺るぎない信頼に繋がります。


塾長通信-8「古いやり方に固執してどうするの?」

こんにちは、江島です。

これは、現状を受け入れられない
ベテラン選手に多いのですが、

昔の成功体験にしがみついていた結果、
ビジネスが傾きかけているケースを多く見ます。

昔のやり方が、まったく通用しないのです。

==========================
例えば住宅を売っている場合
==========================

昔は新聞にチラシを入れて、
お蕎麦など景品を配って客寄せし、
展示場などに来させ、対面営業する。

ただ、どうなんでしょう?

昔は、いつかは一戸建てというフレーズで、
数多くのサラリーマンが夢に抱きましたが、
今は、どうなんでしょう?

戸建てではなく、マンションに住む人もいれば、
一生賃貸でいいという考えの人もいるのです。

そうです、そもそも昔と今とでは、
人生の考え方が変わっています。

しかし、売れない販売者は、
昔の人生の考え方から抜け出せず、
その結果、ビジネスを傾けさせています。

====================
これは他人事ではない
====================

今、あちこちでコンサルを行っていて、
成果を出すのが早い人の共通点は、

1にも2にも『素直』だということです。

古いやり方では通用しないことを
きちんと認識したら、
スパッとやり方を変えられる人。

そういう人は、早い成果を出しています。

しかし、ちょっと頭がいい人に多いのですが、
教えたりアドバイスしたりしていることを、
「はい、分かりました」とすぐに理解はしても、

・昔のままのやり方を変えない人、
・実行しない人、
は、結果を出せません。

ただ、これは仕方のないことでもあります。

これまで何年もそのやり方で上手く行っていたのです。
今、その成功体験が通用しないと言われても、
なかなか受け入れられないという気持ち。

分かります。

ですが、世の中が変わっている以上、
あなたも同じように変わらなければ、
この先、生き延びることはできません。

===================================================
今自分が取り組んでいることで、成果を出せていますか?
===================================================

もし、何をやっても
成果が出せていないとしたら、それは
これまでの固定概念に支配されている証拠です。

頭では分かっているのに、
一歩も踏み出せないとしたら、
なおさらです。

そういう自分を自分で否定しない限り、
先に進むことはできないでしょう。

まずは「至らない自分を認める」ことです。

ですがこれは、非常に辛い作業になると思います。

なぜなら、これまでの自分の人生を、
否定しなければいけないからです。

ただ、いろいろ手を尽くしても
成果が出ていないのであれば、
自分の過去に “ おさらば ” しない限り、
成果など出るはずもありません。

なぜなら、お客様はそもそも商品など
欲しくないのです。

いい商品を作れば売れると考えるのは、
幻想です。

「何で、こんないい商品が売れないのか?」

と思っている人は、ぜったい売れません。

==================
もう一度、言います
==================

お客様は、商品など欲しくありません。

願望を叶えたり、問題を解消したいだけで
商品が欲しいわけではないのです。

お客様には得たい結果があるだけです。

もし、あなたが商品を売りたければ、
そのことをまずは受け止めることです。

そのことを理解した段階で、どうしたら、
そのお客様が得たい結果を、この商品で
叶えることができるのかを考えます。

たしかにあなたの商品は、
優れていて、素晴らしいと
思います。

しかし、お客様は特徴より
関心があるのは、その商品を
使うことで自分の願望が手に
入るかどうかということです。

では、どうしたらいいのか?

==========================
『お客様の願望を知る』こと
==========================

・何を得たいと考えているのか、
もしくは、
・どんな悩みを解決したいと思っているのかを、
まずは訊いてみることが大切なのです。

あなたがすることは、ただ1つ。

そのお客様が得たい願望を正確に聞き、
最適な解決策を提示することです。

そうして、
「この問題は、あなたにしか解決できない」
と、感じさせることが大切です。


塾長通信-9「相手を引き込む文章の書き方」

塾長の江島です。

今、私の仕事は、半分が「文章を書くこと」です。

もう半分は、「話をすること」です。
この「話をする」に関しては、
講義やプレゼンで一方通行のものと、
ミーティングといった双方向のものがあります。

「文章を書くこと」では、
このあなたにお届けしているメールを始め、
プレゼン発表用のパワポやセールスページ、

そして、論文などすべて自分で書いています。

====================
文章と聞いて思い出すこと
====================

このように、

「文章を書くことが仕事です」というと
なんだか、カッコイイなと自分でも思うのですが、

実は子ども時代、国語は苦手でした。
とくに作文からは、逃げたい気持ちでいっぱいでした。

ところが、中学3年生の時、
修学旅行の作文を書くにあたり、

学校の先生という大人に反抗する気持ちから、
原稿用紙4枚という規定に対し、39枚書いて提出しました。

そしたら数週間後、国語の先生が、
全校放送で、「感銘を受けた作文」として、
私の書いた作文の一節を、全校生徒に読み聞かせたのです。

匿名でしたので、私の作文だということは、
最後まで明かされませんでした。

中身に関しては何の記憶もありませんが、

まず、国語の先生が、
生徒一人一人の作文を、きちんと
読んでいるということに驚きました。

そして、作文のどこに感銘したのか
を話すことで、自分の思いを子どもたちに
メッセージとして伝えていた点も、新鮮でした。

==============
文章を書くコツ
==============

14歳の少年に起きた出来事で、私がその後
作文が得意になったとか、
国語の成績が上がったとかに
直接つながったわけではありません。

それでも、前項のような
文章作成を伴う業務を
抵抗なくやれているのは、
国語の先生の、
「国語は情操教育である」、つまり
人の心を育てるものだ、という信念を
継承しているのかも知れません。

・ただ、文章が上手ければいいのか、
というと、それはまったく関係ないのです。

そもそも、私は文章を書く勉強など
したことはありません。

・それとも、感情を揺さぶる文章を
書けばいいのか、というと、
それも違うと思っています。

偉人の名言や格言は好きですが、
そういうものを自分も書けるとは
思っていませんし、狙ってもいません。

もちろん、これらは大切な要素かもしれませんが、
私が文章を書いたり、話をしたりする際に
特段に気を付けていることが他にあります。

『それ』は、何でしょうか?

(1)『それ』は、相手の中にある現実と
自分の主張とのリンクをスムーズに行わせるものです。

(2)『それ』は、「文章を書く」
だけでなく「人に話をする」際にも活用しています。

私にとっては
文字で伝えるか、言葉で使えるのか違いが
あるだけで、それほど大きな差はありません。

答えを言いますと、

『それ』は、「例え話」です。

では、なぜ例え話がいいのかというと、
難しい話を誰もが分かる形で伝えること
ができるからです。

みなさんも経験あると思いますが、
例え話を余計に難しくする人など
いません。

相手が分かる言葉で相手の現実に
あった話をするはずです。

これが、文章を書く際にも
使えるのです。

この例え話を通じて、
あなたの主張に引き込む必要が
あるのです。

==================
相手を引き込むには
==================

ですので、もし、あなたが自社の商品が
売れなかったり、相手が何を考え
ているのかが分からないという場合、

自分の言いたいことをただ主張するのではなく
もう一度、相手の中にある言葉・単語・言い回し
を確認するように、訊いてください。

そこから、相手の現実を知ってください。

相手があなたにあわせることを
考えている間は商品は売れません。

あなたの方が、相手の現実に入り込み
自分の世界とリンクさせることで
はじめてあなたの話を聞く耳を
持ってもらうことができるのです。


塾長通信-10「嫌われない営業マンになるために」

こんにちは、江島です。

なぜ、飛び込みセールスが嫌われるのか、
ご存知ですか?

この答えが、分かるようになると
営業だけでなく、DRMなどでも
ガンガン成約を取れるようになります。

※DRM:ダイレクト・レスポンス・マーケティングの略

今回は、誰もが分かるように順を追って
説明していきますので、自分のビジネスに
当てはめながら読み進めて下さい。

=====================
嫌われる営業マンのパターン
=====================

嫌われる営業マンというのは、概して、
儲かっていない営業マンです。

そうした人たちの特徴は、ずばり、
「見込み客リスト」を持っていないことです。

そのため、ドアからドアを
叩いて歩かなくてはなりませんし、
電話帳の上から順番に電話かけを
しなければなりません。

通りがかりの人に、
片っ端から声をかけるというナンパ師のように、
忌み嫌われるのです。

しかも、

自分が儲けたこともない商材や、成功した
例のないメソッドを売ろうとするから、
殊更にうさん臭い感じが出てしまうのです。

だいたいが、自分でも自腹を切って、買って
試したりしたこともないものを、勧めているのでしょう。

受け手として、ドアを閉めてしまったり、
電話を一方的に切ってしまいたくなるものは
他にありません。

トークもぜんぜんダメです。

というか何か、台本でも読んでいるような、
感情の入っていない、棒読み状態です。

・通信回線の契約替え
・ネットワークビジネス
・宗教
・保険
・リフォーム工事など

私は、売れない物流の営業マンだったので、
出だしのトークがダメだと、昔の自分を
想い出してしまい、最初の10秒くらいで、
もう聞きたくなくなるのです。

受話器をガッチャン!と、乱暴に置いてしまうのです。

===================
ビジネスの根本にあるもの
===================

そもそも、
ビジネスのスタートアップに必要なのは、
「見込み客リスト」です。

リストがなければ、1からアプローチ先を見つけるだけです。

しかし、大半の人は、この段階で、大きな
ミスを犯してしまいます。

たとえば、
それは「ターゲット」と「見込み客」を
ごっちゃに混同していることが挙げられます。

同規模のメーカー物流であったとしても、
見込み客である場合とそうでない場合があります。

では、何がその差を生じさせるのか?

物量でしょうか?

それとも、
輸配送先でしょうか?

どちらも違います。

=====================
「見込み客」の定義と段階
=====================

まず、
この見込み客というのには、「2つの定義」があります。

1・お金を払ってでも、その問題・課題を解決したい人
2・お金を払う心の準備ができている人

そして、
この2つの定義以外にも、
「3つの段階」があります。

1・悩んでいることを認識している
2・その解決策を積極的に探しに行っている
3・すでに解決策を競合他社に求め。契約している

多くの人の間違えは、見込み客を無視し、
ターゲットを先に決めてしまうところにあります。

住宅地図を片手に、
ドアを片っ端からノックして回ったり、

電話帳リストを、
上から順番にダイヤルしたりする態がそれです。

しかし、正解は、
見込み客の中から、ターゲットを絞っていくことなのです。

この、
「見込み客の中から、ターゲットを~~」
というのが、要するに、マーケティングということになります。

ですから、マーケティングで行うことは、
まずは、見込み客を絞っていき、さらに
具体的な顧客像をはっきりさせることです。

これは、
何回も何遍も、厭わず濾していく行為です。

===========================
営業して嫌われない人と嫌われる人の違い
===========================

これを、上司や先輩や外部講師の先生に、
・笑顔で
・元気よく
・感謝を持って
・一期一会の気持ちで
と、営業マン向け指導をされます。

それは、間違いではありませんが、
どんだけ練習してもおそらく、
嫌われるだけでしょう。

私が問いたいのは、その見込み客が上記の
「3つの段階」のふるいをかけてきた
「見込み客」なのですか?という点です。

すべてクリアしてはじめて、「ターゲット」になるのです。

つまり、
電話をガチャン!と切られてしまうのは、
「3つの段階」にも至らない、0番の
悩んでるか、お金を払う意思があるか
分からない人に電話をかけているからです。

通信回線乗り替えの飛び込み電話も、
NTT回線でプロバイダーが「ぷらら」という
リストを、おそらくどこかから入手して、
アルバイトを雇って、電話セールスさせているのでしょう。

ネットワークビジネスもそうです。
大学の在籍名簿とかから、電話してきているのでしょう。

しつこく、繰り返し言いますが、
「見込み客リスト」がすべてです。
我われマーケッターの活動は、どれだけ、
生きのいい「見込み客リスト」を作成するかです。

今回は、もうずいぶん長くなってしまったので、
残りは次回にお話しします。


塾長通信-11「言葉にできないものは叶うことはない」

こんにちは、江島です。

私は映画『ベンハー』の話をよくいたしますが、あの主人公のようにある日突然に、全財産を失ったことはありますか?

ふつう、そういった体験はまず起こらないでしょうが、会社の倒産やリストラ、取引停止や詐欺にあうなど、可能性が全くないわけではありません。

それでも、ベンハーのように、自分の境遇に腐らず、人助けをする人物ならば、奴隷仲間からも信頼されるようになります。

この信用信頼が、彼をまた、復活させることになります。

マーケティングやセールスであっても、その原点は、信用信頼の構築にあります。

なぜなら、多くの人は、商品ではなく、信用や信頼でものを購入しているからです。

たとえば、健康保険など一生かかって払い続けるものや、マイホームのような高額商品はとくにそうです。

商品の方は、説明を聞いても、よく分からないけど、とにかくこの人が言うなら間違いないだろう、という感じで購入を決めてしまうものです。

冒頭に述べたように、突然お金を失ってしまった直後には、そこまで考えれないかもしれませんが、

今後の人生を棒に振るか、それとも一度の失敗に終わらせ再起するかの、分かれ目となるのは、その時の言葉と行動です。

ですから、リスクマネジメントでもっとも重要なのは、そうなってしまった時に、何を言うかなのです。

============
引き寄せの法則
============

また、

もしあなたに具体的な願望はあるのに、なかなか現実に願いが叶わないとしたら、その願望は、きちんと言葉にしているかどうか、確認すべきです。

大島淳一著『マーフィー100の成功法則』を読むと、夢はイメージングするばかりでなく、言葉にすることが大切だと説かれています。

短くてもいいので、信仰者が祈りをささげるような、具体的なフレーズ・明確な言葉にすることだと。

おそらく、その願望が、きちんとした言葉にできないとしたら、それは、漠然としているため、潜在意識を混乱させている可能性があります。

これは、海外旅行に行くときに、どこ行きの飛行機に乗るか、出発ロビーで迷っている状態です。

であれば、目的地を明確に設定し、スタッフに行き先を告げばいいだけ、ということになります。

============
カラーバス効果
============

また、人は車に乗っていて、

ガソリンランプが点灯したら、ガソリンスタンドの看板が目につくように、意識したものは自ずと目に入るようになります。

ガソリンを入れるべく、スタンドを探すのが行動の中心に置かれるのです。

ただ、ここで注意しなければいけないのが、ギリギリまで見送ったり、値段を見たりして、なかなか決められないことです。

注意すべきは、「まだ大丈夫だ」とか、「もっと安いところがあるはずだ」とかの言葉にこだわることです。

その結果、自分に望んでもない現実、たとえばガス欠といった事態が表面化してしまうのです。

思考が行動を生み出し、言葉などによって加速しているのです。

潜在意識は、ガソリンが無くなりそうだという「現実」ではなく、まだ大丈夫、安いところという「言葉」に導かれるのです。

人間に行動をさせているのは、常識・論理的判断をさせている表面意識ではなく、潜在意識なのです。

===============
行動を中心に据える
==============

ただ、そうは言っても良い思考をどのように持てばいいのか分からないと思います。

その場合は、まず、行動してください。

ガソリンを入れてしまえばいいのです。

アイデアを探しているなら、書店に本を探しに行ったり、友人に電話したりすればいいのです。

良い結果に結び付く決断は、小さな行動が起因するのです。

ですので、いい考えが湧かないというのであれば、まずは、何でもいいので小さな行動をとることです。

大事なのは、1日1個でもいいので、小さなことを積み重ねることです。

それだけで、3か月後・半年後に、大きな成果を引き寄せることができます。

その為にも、まずは、願望を言葉にしてみてください。

鮮明にかつ詳細に言葉にすることができさえすれば、あなたの潜在意識は自動的に作動し始めます。

==============================================
物流マーケティング塾・塾長 江島裕
〒113-0021 東京都文京区本駒込6-3-24
YAMATOMURA Green Terrace C02号
 TEL 090-3216-9648 FAX 020-4622-8817 
E-Mail: info@logivision.biz
URL: http://logivision.biz/
==============================================

塾長通信(2月分)-3,-4,-5,-6

塾長通信-3「バカは指摘をする」

その昔、学生の頃ですが、
グループで奥秩父の山々を軽登山していた時のこと。

私たちのリーダーは地図を片手に、山頂に至る
正しい道を探しあぐねていました。

そして、まずはじめに、
以前このルートを歩いたことのあるという
メンバーに聞きました。

「ここは東尾根だよ、今は外れてるから、
尾根道に上がらないと」

と言うので、その意見通り
それまで来た登山道を諦めて、
ガケを登りました。

ところがそこには、尾根道らしい痕跡すらなく、
私たちは落胆しました。

疲労してきた私たちは、それぞれ意見を言いました。

「そもそも今いる場所が分からないのが問題ではないか」

「ガケを急登したのが良くなかったのではないか」

「あのとき現在地を東尾根としたのが違っていたのではないか」

「地図の見方が間違っているのではないか」

「尾根道を探していてもラチが開かない」

私たちはそこから、夜通し歩き通して、なんとか、
山梨県側の県道にたどり着いたのでした。

・・・・・・・・・・・

今回、これを題材にしたのは、

切羽詰まったとき、我々は
起こった事実に対し、批判的な指摘を
無駄に行っていないか?
ということを、ふり返って欲しいからです。

もちろん、今お話しした遭難の一歩手前のような状況に
陥ることはそうはない、と思いますが、
会議で何かと批判ばかり言う人がいます。

これは、一見、積極的に意見を出して
いるように見えますが、
ただの時間の無駄でしかありません。

なぜなら、起こった事実を批判すること
くらいは、バカでもできるからです。

一番難しいのは、その打開策を
出せるかどうかです。

ただ、まだ批判的な人はこう言います。

「なぜ、起こったか分析できなければ、
つまり、原因がハッキリしないのに、
改善策など分からない」と。

しかし、そうでしょうか。

その考えている分析方法じたい、
本当に正しいのでしょうか?

そもそもそんなにすぐに思いつく
対策であれば、実施する段階で
見逃すわけがないはずです。

問題は、予定通りに進まない時に、
必要とする打開策を打ち出せるか、
に掛かっています。

例えば、

予定していた集客が思うように
行かないだったり、

予定していた売上に達しないなど

様々です。

ただ、その事実に対して批判的な意見を
言ったところで改善などされません。

それよりは、どうしたら予定している
人数を集めることができるのか?

どうしたら、予定売上を達成することが
できるのかを考えた方が効率的です。

そして、批判的な人の口癖は、

「なんで、○○なんだ」と言い、
原点を探り粗探しをしはじめるところです。

しかし、打開策にフォーカスしている人は、

「どうしたらこの状況を乗り越えられるのか」
と考え、次の一手、次の一手を生み出します。

そこに、批判的な意見など不要です。

そんな粗探しは、すべてが終わってから
暇なときにやれば済むことです。

ですので、あなたのクリアイティブな
発想に批判的な意見は邪魔になるだけです。

批判的な意見を言う人は、部屋から追い出し、
休暇を取ってもらったほうが上手くいきます。

そして、事後のことをもっともらしく
指摘するコンサルタントめいた人は山のようにいます。

しかし、それは、誰でもできることです。

それより、窮地を切り抜ける打開策を
出せる人の方が大切です。

ただ、打開策など数打てば
いつかは当たります。

ですので、どんな小さなことでも
施策を出し、現実に次々に行って下さい。

その施策の積み重ねが結果、
必ず、大きな成果を生み出します。

その為の質問は、ただ1つ。

「どうしたらこの状況を乗り越えられるのか」

こう自分に質問するよう心掛けて下さい。


塾長通信-4『しつこさ』を支えるもの

もし、あなたが成功を望むのであれば、
もっと『しつこく』なって下さい。

簡単に言えば、すぐに諦めないで欲しいのです。

多くの人は、技術がどうこうという以前に、
心にブレーキが懸かっています。

ある人の例ですが、彼は代理店開拓のために、
ダイレクトメールをやろうと決めたのです。

しかし、なかなか文章が書けませんでした。

書く内容が分からなかったわけでもなく
ダイレクトメールのやり方が
分からなかったわけでもありません。

では何が、ブレーキとなっていたのか?

それは、ダイレクトメールを行うことで
発生するだろうと思われた「クレーム」が
心にブレーキを懸けていたのです。

しかし出してみなければ、何も始まらないので、
勇気をふり絞って、封筒の束を次々に
郵便ポストに投函しました。

その結果、送った500通の内、
14社と契約できたのです。

そして、心配していたクレームは、
ゼロでした。

その方は、あとでこう言いました。

「心配して損した。こんなことなら
もっと早くやっておけばよかった」と。

だから、もし、あなたが成功を望むのであれば、
何も気にすることはありません。

批判や妬みもない人などいません。

別の有名作家は、こうも言っています。

「ネットで叩かれるようになって一流だ」と。

そうなのです。
二流は批判の対象にすらならないのです。

だから、批判されて、はじめて、
知名度が上がったと思えばいいのです。

戦略的な話になりますが、
「敵の設定」というものが、人の
購買心理に影響を与えるのです。

例えば、
サプリを売りたければ、薬を敵にすればいいのです。

他方を批判することで、自分側をよく見せるのです。

だから、批判をいちいち気にしないで下さい。

その批判は、あなたを敵に見立てた相手の手の内です。

そう思えば、批判も大歓迎じゃないですか!

ですので、

もっと、しつこく、貪欲で、そして、
鈍感で、愚かであって下さい。


塾長通信-5「言い訳に利くクスリ」

あなたは、自分に対して言い訳を
していませんか。

・お金がないから
・時間がないから
・他人が邪魔するから

などなど

しかし、それは、本当でしょうか?

例えば、

・お金がないなら、
お金がなくてもできることを、
すべて試してみましたか?

・時間がないなら、
ムダ時間を見つけ出し、少しでも削減しようと、
努力してみましたか?

・他人が邪魔して集中できないというなら、
例えばマックや図書館に行くとか、
少しでも行動しましたか?

これらすべてに言えるのは、
何らかの打開策があるにも関わらず、
あなたがそれを見つけていないだけです。

都合のいい言い訳は誰でもできます。

しかし、それでいいのでしょうか。

言い訳は、何も生み出しません。

でも今は、それを乗り越えて、
あなたが自由に使える時間を、
少しでもうみ出すことです。

第2領域の時間をはじめから
与えられている人など、どこにもいないのです。

あなたは、知恵を使って工夫し、第2領域の時間をうみ出すのです。

いえ。うみ出さなくては、ならないのです。

ピータードラッカーは、だからそうして手に入れた時間こそ、
黄金の時間だと言っているのです。

それから、もう1つ。

このメールを読まれている方は、
非常に優秀な方だと思います。

でなければ、会社から受講に必要な時間と費用を、
出してもらえるはずがないのです。

だから、少しふり返って下さい。

こうして、マーケティングで学んだことを
ビジネスの現場で活用しているかどうかを。

もし、学びを学びで終わらせているとしたら、
それは、非常にもったいないです。

この先、あなたが急成長を望むのであれば、
是非、お勧めしたい方法があります。

それは、未経験なものへの挑戦です。

例えば、FAX-DMをやったことがない方は
1回でいいので、トライして下さい。

または、勉強会講師をやったことが
ない方は是非、挑戦してみて下さい。

たしかに、最初は怖いと思います。

でも、やり終わったあと、驚く程の
成長を感じるはずです。

要するに、10回勉強をするより1回の実践で
得る事のできるものは大きいのです。

私も今でこそ色々な実績がついてきましたが、
当然、はじめは何もありませんでした。

ただ、実践し失敗したことをきっかけに、
大きく人生が変わったのです。

私がみなさん方に教えているのは、
マーケティング思考でしかありません。

つまり、WHAT TO です。

HOW TO いわゆる、ノウハウを身に付けたければ、
実践しましょう。

しかも、大いに失敗することです。

その失敗が、あなた自身のスキルを
格段に向上させることになります


塾長通信-6「完璧主義は犬も喰わない」

完璧を目指しても、まったく虚しい試みに
なってしまうものがあります。

分かりやすい例が、マニュアルです。

通常は、説明書があるのが当然で、
細かく書いた結果、分厚い辞書のようになり
読んでも分からないものばかりです。

それは、自己満足でしかありません。

しかし、「iPad」を持っている人は
分かると思いますが、「iPad」には、
そもそもマニュアルがありません。

iPadのコンセプトのひとつに
「マニュアルがなくても分かる操作性」と
いうものがあります。

結果、マニュアルを作らない代わりに、
3歳の子供でも使える商品をを
生み出しました。

今の時代は、スピードがお金を生み出します。

時間をかけて完璧を求めてはなりません。

「拙速を旨とすべき」~
孫子の名言中の名言です。

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(質問)自分の経験をどのようにビジネスにするのですか?

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こんな質問を頂きましたが、
大切なのはやり方ではなく、基本は、
お金に変えることをビジネスすることです。

その為の第一歩は、相手の手に入れたい願望や
悩みを聞くことです。

マーケッターはこの「訊く」⇒「聞く」を繰り返しています。

「自分の経験をビジネスにすると良い」というのは、
要するに、「訊く」こと、「聞く」ことが、
どんどん浮かんでくるから、
お薦めなのです。

上手くいっていない人は、聞くことをせずに
想像で先に商品・サービスを作ってしまうのです。

つまり、経験のない人が陥るのは、そこです。

それで売れないと嘆きますが、
そんな状況に陥ってしまうのは、
あたり前と言えばあたり前です。

お客様にとって、商品や
サービスはあまり関係ありません。

お客様は、自分の得たいものが、
手に入ればいいのです。

肝となるのは、
「短期的欲求」を把握できるかどうかです。

いかに素晴らしい内容であっても、
緊急性がないものは先延ばしにされます。

ですので、お客様の中にある
短期的欲求にアクセスします。

ただ、その際に注意することは、
お客様のメインビジネスに関連するもの
である必要があります。

なぜなら、企業の短期的欲求に、
強く働きかけるためです。

次に、敵の設定ですが、
ポイントは、その人が信じているけど
不信感を持っているものが、それに当たります。

この、お客様が信じているものを打ち砕くのが、
マーケッターの仕事ということになります。

ですから、マーケッターはその市場に
精通しているバックボーンが必要になるのです。

「自分の経験をビジネスにできる」とは、
そういう意味で、とても重要なことです。

塾長通信(1月分)-1,-2

塾長通信-1「成功する人とたいして稼げない人の違いとは何か?」

あなたは、10年前何をしていましたか?

人は、プロと呼ばれる領域に入るまでに、1万時間かかると言われています。

例えば、1日8時間かけられるとしたら、3年でプロになれるということです。

ということは、あなたが、何か新しいことをはじめたいとと思えば、必ずプロになれるということです。

ただ、多くの人は、1万時間の経過を待てずに、次のおいしい話に振り回された結果として、「迷いの人生」を繰り返してしまいます。

そもそも、おいしい話で一発逆転を狙うこと自体、賭け事と変わりありません。

しかし、「じゃあやめよう」と考えないで下さい。

この世の中、誰かが何かで生計を立てているとしたら、そのビジネス自体に問題はないということ。

ところが、同じビジネスをしても儲けている人もいれば、たいして稼げない人もいます。

ただ、稼げないない人がサボっているのかというと、そうとも言い切れません。

ところが現実には、成功している人と上手くいかない人の間には大きな溝があり、格差が生まれています。

では、この差を生み出しているものとは一体何なのか?

それは、『自分軸を持っているかどうか』です。

たいして稼げない人は、成功した他人に軸を合わせてしまいます。

しかし、成功している人は、他人などどうでもよく、自分に必要なもののみやっています。

今の自分に足りないスキルや補わないといけないスキルがきちんと見えているのです。

1万時間を過ごす間にスキルが積み上がっていき、その結果、やるべきこととやらなくてもいいことが分別できるようになって、プロと呼ばれる領域に入ってくるのです。

ただ、ここで注意も必要です。

それは、資格を得た上でのビジネス、あるいは、手に職を付けてビジネスを行う人です。

この人たちが努力して資格を取得したり、手に職を付けてもそう簡単に成功できないのは、肝心なある部分のスキルを収得しなかったからです。

そのある部分とは「お客様を集める」スキルです。

上手くいかない人は、資格があれば、技術を磨けば、お客様が勝手に集まると考えます。

ただ、どうやってその技術を伝えるのでしょうか?

それが上手くいかない人が抜けている最大の原因です。

新規のお客さんはそもそも、あなたやあなたの会社のことを知りません。

どんなに素晴らしい商品や技術を持っていたとしても、存在すら知らないのです。

この当たり前の事実を認めない限り、この先どんなビジネスをやっても成功しません。

逆に言えば、お客様を集めるスキルさえ一度身につけてしまえば、どんなビジネスを行っても成功できます。

その為には今の自分に、何が必要で、かつ何をスキルとしてマスターすべきかを把握することです。

そうした自分軸を持てば、間違いなく有意義な1万時間を迎えることができます。


塾長通信-2「ビジネスに正解はない」

コンサルを行っていると、よく勘違いされることがあります。

それは、コンサルは最初から「答えを知っている」
と思われているということです。

しかし、どうなんでしょう?

そんな神様でもあるまいし、
明確な答えを誰がもっているというのでしょう。

現実には複数の要素が絡み合うから、
とても「正解はこれ!」とは言えないのではないでしょうか。

例えば、成果の出たプロジェクトであったとしても、
前提条件や環境が変わってしまったら、
とても同じ成果が出るものではありません。

はなはだ怪しいところです。

世界的な科学者が研究した最高の薬、
たとえばガンの特効薬があるとします。

商品だけ見れば、素晴らしく最高なものです。

ガンになった人であれば、並んでも買うでしょう。

値段交渉もすることなく定価で買っていくことでしょう。

しかし、これが、健康な人であれば、どうでしょうか?

おそらく、見向きもしないでしょう。

それは、お客様の健康状態だけではありません。

マーケティング・プロモーションによっても変わってきます。

例えば、このガンの特効薬がFAX-DMであなたのもとに届く場合と、

世界的権威のあるドクターがあなただけにと、
そっと耳打ちしてくれた場合とでは、

同じ薬だったとしてもあなたの反応は180度変わることでしょう?

そう。
薬の持つ重み、薬の価値が異なるのです。

つまり、ビジネスを成功に導ける要素は、
相手の目や耳にどうやって届いたのかによるということです。

ですから、コンサルとして私が言えることとしては、
実際にやってみなければ、分からないのですよ、ということです。

それを知るには、まずは市場に投入して反応を見ることです。

その結果、反応が悪ければ、改善し精度を上げていくだけです。

そう、
テストマーケティングを行うことです。

私たちマーケッターは、飽きず、懲りず、
テストをし続けるしかないのです。

改善策は、あなたが諦めない限り無限にあります。

そして、その改善策は、質より量が成果を生み出します。

さらに改善を繰り返せば、経験が蓄積されるので、その結果、質が向上されます。

ですので、出す前から答えを知ることには意味がないのです。