メッセージ-3:ビジネスは、「価値と価値の交換」
これは、もっとも重要なので忘れないで下さい。
ビジネスの基本原則は「価値と価値の交換」です。
あなたが相手が望む価値を持っていれば、お金を払うことなく欲しいものを手に入れることが出来ます。
貨幣が出来る前は、物々交換でした。
お金がなかった時の方が、相手が望むもの分かりやすかったのです。
しかし、今はお金ができたことで相手が望む価値が、分かりにくくなっています。
もし、相手が望むものが分からないときは、物々交換を思い出して下さい。
相手が望むものが分かり、相手があなたに対し交換する価値を持っていなければ、お金を支払ってくれるということです。
それからもう一つ。
これも忘れないで頂きたいことがあります。
それは、あなたの完璧という定義とお客様の望むものは、違うということ。
これも重要なマインドセットです。
そして、お客様は機能の”良さ ”に対し、購入を決めているのではなく、
自分の望む未来を手に入れるために、あなたの商品を購入しています。
もし、あなたがこの事実を無視して機能ばかりに目を向けているとしたら、
それは、本当にお客様が望んでいる未来を最短で到達できるのかをみて下さい。
× お客様⇒商品
〇 お客様⇒得たい結果
そう、お客様は得たい結果を手に入れることができれば、それを叶える商品は何でもいいのです。
もう、商品を売るのは止めましょう。
それよりも、お客様が得たい結果に対して、あなたの商品が、どう役立てるのかを考えれば、購入してもらうことができます。
メッセージ-4「自分でやらずに誰が稼ぐのか」
ビジネスは、行動することです。
ビジネスのスタートは、まず企画を立てること。企画と言っても難しく考える必要はありません。
「やること」を決めることです。
企画を考えるということは、
目的、目標、戦略を決めるのと同時に、具体的に何をしていくのかも考えるのです。
それが、戦術であり、期限・スケジュールになります。
何もしないで、収入を得ることは出来ません。
まずは、営業し仕事を受注することです。
営業が不得意であれば、お客様を誘導する流れを作ることです。
ビジネスはすべて確率論ですから、数を撃たなければカスリもしません。
それは、テストを行い、数字で考えることです。
・ホームページをリニューアルすべきか
・展示会やセミナーをすべきか
・法人FACEBOOKなどSNSに力を入れるべきか
・TELアポを愚直に続けるか
こんな風にまずは、テストで数値を拾い、効率の差を見つけるのがポイントです。
分けることで、あなたのビジネスでは、どこを源泉にしたらいいか、分かるようになります。
それでも今、言えるのは、
新規開拓の場合、人に会うという行為を避けて、ひたすら、名刺集めするのは、やめた方がいい、ということです。
やはり、リストのストックが5名を越えた時点で、アポを取る⇒人に実際に会って話をするという行動をすべきです。
メッセージ-5「相手側から手を差し出される存在に」
ゲーリー・ハルバートという、今は亡き、世界で最高のコピーライターと言われた男のセミナーでの話です。
セミナーの最中、ゲーリーは参加者にこんな質問をしました。
「もし、オレとあなた達がそれぞれハンバーガー屋を始めて、誰が一番売れるか競争したとします。
そしたら、あなた達は、その競争に勝つためにどんな”条件”が欲しいですか?」
出席者の答えはバラバラでした・・・
「隠し味に使う秘密のソースが欲しい」とか、
「最高のハンバーガーを作るために最高の牛肉が必要だ」などなど、
中には、「駅前とかの最高の場所」と言った者もいたし、あるいは、他店と比べて最安値で売ると言う者もいました。
ゲーリーは彼らの提案にたいして、こう答えました。「OK。あなた達にその条件を全部差し上げます。
全部の有利な条件をあなた達に差し上げますが、自分にもにたった一つだけ欲しい条件があります。」
「一体、何が欲しいんだ?」参加者はザワつきました。
彼は答えました。
「オレがたった一つだけ欲しいもの。
それは・・・腹を空かした群衆だよ!」
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私たちは常識に捕らわれています。
商品に理論や機能を求めても、成果にはつながりません。
私たちがやることはただ一つ。
それは、「メイン事業の運営自体に困っている人」を見つけることです。
困っていない人は、いくらいいものでもいらないと言います。
だから、まずは、メイン事業の運営に困っている人を探して下さい。
それが、勝つ秘訣です。
お腹が空いている人であれば、よほどまずいものでない限り、差し出すだけで、相手の方から手を出してきます。
この状態を作ることを意識して下さい。
メッセージ-6「結果と成果、そして完璧の危険な関係」
これからは、結果と成果は違うということを、常に意識して下さい。
そして、何事もまずは、結果を出さなければ始まらない、
まさに「結果にコミットする」です。
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まず結果を出そう
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成果が出ない人は何もやっていない人です。
これは紛れもない事実かと思います。
出した結果が、良いか悪いかは別の問題です。
始めは、成果を目的とするのではなく
結果を出すことを目的としましょう。
成果が出ないと自分には無理ではないかと
思ってしまうのですが、そう考えるのではなく、
結果にコミットするというのは、
小さくてもいいから、結果を出すということです。
そして、その結果が思ったより悪ければ、
修正していくだけです。
もちろんいい結果が出ているなら、
更に出るように修正します。
何もやらない人は、結果が出せていないというばかりでなく、
途中のプロセスを「修正する」「改善する」チャンスを逃している、
ということになります。
これは、たいへん惜しいことです。
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やると決めたことは終わらせること
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自らビジネスを受け持つということは、
他人の監視を受けないということです。
逆に言うと、監視がないから怠けてしまうという事に繋がります。
こうした怠け心に勝たない限り、私たちは絶対成功しません。
その怠け心にどう向き合うかは、重要な話になります。
まずは、朝やることを決めます。
1つでもいいし2つでもいい。
ただし、自分で決めたことは、必ず終わらせること。
やるだけではなく、終わらせる事です。
終わらなければ、寝ない、
そのくらいのコミットが求められます。
そもそも決めていたスケジュールは、
決して無理ではなかったはずです。。
たとえば、
・メールDMの案を作成する。
・見込み客探しのために行くべきセミナーをリストアップする
このように、まずは自分が、何をするかを考えることです。
そして、決めたことは、必ずやる。
人間の集中力は強くありません。
ですが、1日1個でも進んでいれば、成長します。
分からないことが出てきたら、後で専門家に聞けばいいのです。
そしてやらなければ、質問も出ません。
何に躓き何に困っているのかは、やれば出てきます。
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完璧を待つことはない
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私たちが考えたアイデアは必ずしも
お客さまに受け入れられるとは限りません。
そうです、多額の資本と人員を持ったとしても
人間には完璧なものは作れないのです。
だから、完璧を負うのではなく、
リリースまでのスピードと改善を強く意識することです。