仕事を趣味にしている人には敵わない

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仕事を趣味にしている人には敵わない
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あなたは、今の仕事が好きですか?

私は、今の仕事がすごく好きです。

私が、マーケティングに出会ったのは、今から30年以上前です。
それは、ある1冊の本との出合いにありました。

その本は、もうご存知だと思いますが、ピータードラッカーの著書で、『非営利組織の運営』という本です。
それをはじめとし、師の一連の著書により、人生の進路が決まったように感じます。

今となっては、師のマインドを他の人に伝えて、その人の人生を左右するような存在にさせたいと思っています。

彼の書いた著書をきっかけに、マーケティングを知ったという当時の私のような人もいるでしょう。
とうぜん、経営者として方向が明確になったという人もいるでしょう。

あれから、30年以上が経ち、気づいたら、企業のコンサルを行うようになっていましたが、きっと私の人生は、あの時に定まったのかもしれません。

副業であれ、サラリーマンであれ、嫌な仕事をやっている人と仕事を趣味だと感じている人とではどちらが勝ち残るでしょうか?

よくプロの領域になるまでに、1万時間かかると言われています。

ただ、無理やり仕事をしている人は、その1万時間をなかなか迎えることができません。

しかし、好きなことをやっている人は、そもそも努力しているとも思っていないので、その1万時間を何度も何度も迎えることができます。

パソコンの前にずっと座っていても苦痛にも思わないし、企画を考えたり、ビジネスのことを考えている時間が恐ろしく長いのですが、これもまったく辛いとも感じません。

そうです。
仕事が趣味なのです。

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古いやり方に固執していると再起不可能になる
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これは、現状を受け入れれていない経営者に多いのですが、昔の成功体験にしがみついていた結果倒産しているケースを多く見かけます。

ただ、今は時代が変わりました。

昔のやり方が、まったくといっていいほど通用しないのです。

例えば,住宅を売っている場合。

昔は、家を広告し、そばなど景品を配って客寄せし、展示会などに参加させ、営業する。

ただ、どうなんでしょう。。

昔は、「いつかは戸建て」というフレーズが流行りましたが、今は、戸建てではなくマンションに住む人もいれば、一生賃貸でいいという考えの人もいるのです。

そのように、そもそも昔と今とでは、お客様の思考が変わっています。

しかし、売れない販売者は、昔のやり方から抜け出せず、結果倒産を迎えています。

ただ、これは他人事ではありません。

今、コンサルを行っていておもうことがあります。

成果を出すのが早い人の共通点は、第一に、『素直』です。

古いやり方では通用しないことをきちんと認識し、スパッとやり方を変えている人は、早い成果を出しています。

しかし、アドバイスしていることを右から左に聞き流しし、昔のままのやり方を変えない人は、変わっているかどうかすら分かりません。

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売れない人に欠けているある要素
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今の世の中、これだけ沢山の情報や取捨選択があると、頭の中が混乱しても不思議ではありません。

・もっと新規を増やさないと
・いいや、リピート率を改善したほうが
・それとも、商品の改善が必要なのか?

このように、色々な情報が飛び交いそれぞれが「今は○○の時代です」と主張しているので、余計にあなたは混乱してしまいます。

販売者は、あなたの短期的欲求を刺激し、興味を惹き、話を聞いてもらう環境を作っているにすぎません。

では、なぜ短期的欲求を刺激するのか?

それは、本能では、制御できない領域にアクセスしてきているのです。

しかし、いい商品を扱っているにも拘らず売れないと嘆く人は、ただいい商品を
売っています。

そして、いい商品を作れば、いつかは売れると信じているのです。

しかし、今の時代は、いい商品だけでは売れません。
これは、あなたも薄々感じていることだと思います。

なぜなら、今は昔と違い、どこを見渡しても、いい商品で溢れかえっているからです。

いい商品だけでは、不十分なのです。

正直、いい商品だと言うのは、誰でもできます。

しかし、実際に成功体験を実感させてくれる人は、ごくわずかです。

実際に体感させず、ただいい商品だと言っている間は、言い方悪いですが、詐欺師と何も変わりません。

あなたの扱う商品が本当に、いい商品だと言うのであれば、まずは、小さな成功体験を体感させることです。

100のことを色々言う暇があったら、1の成功体験をどうしたら感じさせることができるかを考えてください。

その成功体験が、揺るぎない信頼に繋がります。