メッセージ-7 「時間効率の上げ方はカンタン」
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パーキンソンの法則を活用する
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いつもの自慢話(!)で申し訳ありませんが、
私はいつも、
JR宇都宮線のグリーン車で仕事をしています。
最寄りの古河駅から上野駅まで、
およそ1時間です。
このスピード感で仕事をしています。。
・ゼロからアイデアをまとめる
・素案から企画をパワポに落とす
・メルマガを書く
・プレゼン資料を1本作る
出来ることはすべて行うことにしています。
実際には往復で利用しているので、1日2時間確保できています。
・ロジスティクス大賞の論文も書きました
・電子書籍の原稿の執筆もしました
・マーケティング塾のテキストも作成しています
もちろん、
全てその2時間でできるわけではありませんが、
中身はともかく、大切にしているのが、
いったん、始末をつけるということなのです。
だからこその、スピード感だと思っています。
また、気が付いた方もおられるでしょうが、
電車の中でやっているワークは私の場合
すべて、何かを作成しています。
要するに、アウトプットです。
本を読んだり、スマホで情報検索すること、
つまり、インプットはしていません。
あくまで、アウトプット。
自分の中から何かを取り出すこと
に専念しています。
要するに、排泄ですね。
物流マーケティング塾で塾生のみなさんに
何か大切なものを教えているようですが、
実際のところ、ぜんぶ排せつ物です。
すいません。
朝のはいせつ。夜の排せつ。
まずは、考えずに出す。
出せば、次に出すものが見つかる。
というか、つられて出てくる。
そんな感じです。
よく、講義中、ちょっとしたワークショップで、
質問だけが書いてあって、
『1分だけ』とか『3分で考えてください』
とかやりますが、
あれに正解があるとすれば、
まず何も考えずに、単語を書くことです。
空欄にポツリと書くのです。
それが『正解』です。
大切なのは、
「書くという行動を実際にする」ということです。
良いか悪いかの判断はあと廻しにしてください。
他の人に受けたかどうかです。
そして、以前に講義しましたが、
「パーキンソンの法則」を使ってください。
短い期限で仕上げると質のいいものが出来るという法則です。
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成功への3ポイント
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1.精度は問わない
これは何かというと、上手く行かない人は
100%の精度を追求しようとします。
でも、考えて下さい。
ジョブズ君臨時代のアップルでも、
100%の精度で公開していません。
まずは、リリースし、不具合が見つかれば
バージョンアップで対応しています。
ジョブズができなかったものが、
まして我々ごときに出来るはずありません。
公開してからでないと、分からない部分もあるので,
完璧よりスピードを重視して下さい。
2.数をこなす
始めから最短で成功を望むのではなく
上手く行っている人は言わないだけで、
数多くやっています。
それこそ、「やっちまって」います。
セールスで100件売った人がいたら、
その人は10,000人にアプローチしているかもしれません。
そうでもしなければ、100の成約ありません。
この世の中すべて、数値化できます。
逆に言うと、数値化できていない段階は
ビジネスが確立できていないということです。
ナンパが上手い人も同様ですね。
諦めずに何人にも声をかけています。
では、なんでめげずにできるのかというと
確率論だと言うことを経験から知っているからです。
でも、上手く行かない人は、
10人に断れたら、自分には無理だと諦めているだけです。
3.質問が上手い
そして最後に、成功者は質問が上手いです。
上手く行かない時、成功しない人はこう考えます。
⇒なぜ上手く行かないんだろう。
上手く行く人、成功する人はどう考えるとかというと
⇒どのようにしたら、上手く行くのかな。
始めから上手く行く人など1人もいません。
上手く行っているようで、その人は壁に当たった時に
質問をし改善策を講じているにすぎません。
メッセージ-8「自分の限界を決めているのは自分」
もし、
あなたが今、取り組んでいることで
何も成果を出せていないならば、
別のことを始めたとしても
何ら成果を出す事はないでしょう。
それが、どんなに簡単なことだとしてもです。
あなたは、物流マーケティング塾の塾長である
江島にマーケティングを
教わっているのではありません。
孫子やピータードラッカーに、
無敵の英知を伝授されていると
思って頂きたいのです。
だから、今の取組みで、
他人の10倍の成果を出せない人は、
おそらく、何ごとも為すこともなく
サラリーマン人生を終えることでしょう。
われわれマーケッターは
仕事のプロセスでは評価はされません。
「すごく頑張った」というのでは、
何の意味もありません。
われわれはただ、
出した「成果」で評価されるのみです。
なぜ、成果を出せないかというと、単純に
考える力が不足しているからです。
・今の仕事でもっと成果を出すにはどうしたらいいのか
・どのようにすれば、もっと大きな結果に繋がるのか
など、脳漿を絞って考えていないのではないでしょうか。
塾長に言われることなどに、感心しても、
への足しにもなりません。
それ以上のことを考えていなければ、
成果には繋がりません。
問題ばかりに足を引っ張られている人は、
スタートすることすらできないでしょう。
上手くいく人は、上手くいかないのを前提に
改善策を常に考えているのです。
それくらいの、用意周到さも、
マーケッターの必要なスキルなのです。
そして、忘れないで頂きたいのは、
・おいしい話は世の中には、絶対あり得ない
というのと、
・あなた自身の未体験ゾーンに新たなキャッシュポイントがある
ということです。
かつて1万時間の話もしましたが、
まったく違う分野に進出するというのは、
どんなに簡単なことでも、時間がかかります。
しかし、誰にでも切らねばならないスタートがあります。
思い切って、そこを乗り越えてきたから、
新しい人生に舵を切ることができたのです。
ですから、怖いけど、
チャレンジをすることです。
私は、将来を嘱望されていたにもかかわらず、
会社を辞めて、独立しました。
未体験ゾーンに身を投じたのです。
それから10年後、
今度は、物流マーケティング塾という、
教育事業を始めました。
これも、未体験ゾーンです。
過去に1回でも経験していれば違うでしょうが、
私はコンサルタントになったり、コーチになったり。。。。
簡単にできることではありません。
想像を絶するほどのストレスです。
それでも、今の課題を頑張ることが
世界の未来を変えると信じています。
正直なところ、私の持っている感覚では、今は、
サラリーマン時代の10倍の成果を出す程の、
努力をしています。
どうか、考えて下さい。
どうすれば、驚くような成果を出すことができるか。
そして、あなたが成果を出して思いの丈を遂げたときに、
孫子の気持ちが分かるはずです。
楽しみにしてください。
メッセージ-9「マインドセットとマインド」
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改めて考えてみよう!
マインドセットとは何か?
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マインドセットというのは、成功者に特有の
物事の考え方のことです。
人生、とくにビジネスに先の見えた
道などないのです。
だから、ビジネスに迷ったときに、
成功への羅針盤となるもの。
それがマインドセットだ、ということになります。
あらかじめ、先人の知恵として持っていて、
人生やビジネスを展開していく中で、
何かにつまづいた時、
壁にぶち当たった時などに、
「目指すべきはあっちだ」というふうに
羅針盤となるものがあれば、迷わず、
前に進んでいく活力となるのです。
・何を信じ
・何をゴールと見なし
・何を得たいのか
たとえば、
新規プロジェクトを進めて行くとき
本に書いてあるような、ノウハウとか
技術は、あまり役に立たないんですね。
むしろ、幾多の戦争の最前線で死線を
かいくぐってきた、百戦錬磨の将軍が、
何を語るのか、何を行動指針とし、
判断の基準としているのか
それが、活路を見い出すヒントになる。
つまり、そうした、
マインドセットさえ確立されていれば、
・どんな業種業態でも
・どんな環境・環境でも
・どんな相手や法人相手でも
持っている能力をすべて集中できるのです。
では、どうすれば、それを学べるかというと、
答えを求める側ではなく、
自分がうみ出す側に移行していくこと
が求められているのです。
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マインドの力
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世の中、スキルやノウハウなどというものは、
満ち溢れていて、さほどの価値もありません。
しかし、業績に
あれだけの差がついているのは、ずばり
マインドが影響しているからです。
では、そのマインドというものは、
何なのか?
私はそれは、やる気の根源だと考えています。
こんな経験ありませんか。
・何かにひらめきワクワクした経験。
・やもたってもいられない思った経験。
・食事も忘れて没頭した経験。
もし、あなたが、この状態で仕事を
したらどうか。
間違いなく上手くいきます。
やることが、何であれ関係ありません。
肝心なのは、実行する本人がそれを
どのような状態で取り組むかだけです。
ですから、マインドを固めることも大切です。
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最高の状態を引き出す
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ある方法を伝授します。
1日無駄にしてもいいので、必ずやって下さい。
その後の生産性が100倍になります。
その方法とは、
ドラマでも音楽でも本でもなんでもいいので、
これを見ると・これを聞くというもの、
やる気が出てくるものが、人には存在します。
まずは、それを見つけることです。
自分の中のスイッチを探し出してください。
想い出してください。
丸1日かかるかもしれません。
それを無駄と思うかもしれません。
しかし、日々、無為な時間を
ダラダラ過ごす方が、無駄というものです。
見つければ、それは、今後一生あなたの根源に火を付けます。
私の場合は、イングリッドバーグマンの
映画「ジャンヌ・ダーク 」です。
若干16歳の女の子の、
真っ直ぐな思いが、幾多の試練を越えて
祖国を救う冒険の物語です。
「私は母のもとで、編み物をしているのが、ほんとうは幸せなの。
でも、フランスを救うのは、他でもない、わたしなの・・・」
たとえ10倍100倍の敵を前にしても
決して怯むことなく
前に進むことができたのは、
彼女のマインドの力です。
彼女の言葉に特別な言葉はありません。
それでも、周りの人たちに
自分も何か大きなことに
チャレンジしたいと思わせてくれます。
私もその一人です。
だから、あなたにも探して欲しいのです。
自分のマインドを鼓舞させるものを。
メッセージ-10「霧の中を進む日もある」
ふつう、先が見えないと走ることは出来ません。
おそらく、手を伸ばしながら
恐るおそる歩いていくことでしょう。
しかし、ビジネスでは、それでも
前に進まなくてはならないことがあります。
インターネットを活用するのがいいよ
と聞けば、取りあえずネットの本を買ったり
ブログをはじめたり。
フロントエンド商品としてセミナーが良い
と聞けば、セミナーをやってみたり
とこのように、出てくるもの出てくるものに
目を奪われる人がいます。
じつは、私も、そういう人間です。
これを繰り返している内は、たしかに
稼げなくて当たり前です。
浮気性だから、という訳ではありません。
基本的に、きちんとやれば何に従事しても稼げるものです。
ただ、次々に目移りすることで、その結果、
ひとつひとつをやることに時間が取れない、
精力が傾けられないというのが問題なのです。
なぜなら、実行数が少ないと、どうしても稼げるまでに至らないのです。
1個2個やった程度で、結果など出るハズがないのです。
どんなに小さい結果でもです。
この時点で、やる気に差が出ます。
1個2個はバカでもやります。
10個くらいは、気合がある人はやるでしょう。
でも、100個やると決めたときに
本当にその途中にどんな困難があるか分からなくても、
霧の中を進む覚悟、
もっというと、
ゴールがはっきりしていなくても、というか、
逆にはっきりしないからこそ、
腹にぐっと力が入るのだというなら、
思い切って進むことです。
どんな敵に遭遇するか分からなくとも、
その時々に対処すればいいという、
正真正銘の大バカです。
勝利の女神は、そういう人に微笑みかけるのです。
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考えていても意味がない
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もし、
あなたが考えてからしか行動が出来ない
タイプだとしたら、今すぐその考えは捨てて下さい。
その考えることに消費した時間じたいがムダになります。
時間分析で「打ち合わせ」を仕事だと
思っている人がいるかも知れませんが、
ただの雑談でしかありません。
人間はそう簡単に、アイデアなど出ません。
正確に言うと、アイデアは出るでしょう。
いくらでも。
でも、日々知識を蓄積していなければ、
リソースを投資してでも行うべき、
乾坤一擲のアイデアとしては浮上してきません。
おそらく、打ち合わせの99%は、メールをやりとりすれば済んでしまいます。
もし、本格的に決める必要があるのなら、
オフサイト合宿などをして、
ブレーンストーミングとかブレークスルーをすることです。
また、成功した企業家の特徴をあげるとすれば、
「考える前に行動した」から、となるでしょう。
実際には、行動した結果を見ながら微調整をするのです。
それが、イノベーションです。
アレキサンダー大王は、行動とイノベーションだけで、ガンジス河のほとりまで侵攻してきたのです。
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構え、撃て、狙え
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自転車に乗るのをいくら本で勉強したところで、ダメでしょう。
ユーチューブを見ても、ダメでしょう。
親父にサドルを持ってもらっても、ダメでしょう。
ひとり、こぎ出して、転びながらも、身体で覚えるしかないのです。
これは、ビジネスも同じです。
最初っから正解を狙っても、絶体当たりません。
何かを始める際に、どうしたらいいのか
と、悩んでいる人がいますが、
そんなことはやれば、答えはすぐに出ます。
そして、あなたが考えている間に、ライバル社はどんどん進みます。
リソースが豊富なところは、捨てるのを覚悟で挑んでくるからです。
考えても仕方ありません。
完璧を求めても意味がありません。
たしかに、精度はありますが、的中しない
からと言って、諦めてははならないと知りましょう。
「構え」の極意があるとすれば、
50%でリリースしてしまうことです。
あとの50%は反応を見ながら
精度を上げて行けばいいだけです。
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物流マーケティング塾
塾長 江島裕
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