塾生向けメッセージ(6月分)-20,21,22,23

メッセージ-23「目標・目的を意識しなければ成功しない」

目標が決まっていないと目的地に到着は出来ません。

しかし、多くの人は出発してから目的地を探し始めます。
そして、事に当たっている最中に、面白そうな別の仕事が見つけてちょっと手掛けてみる。

これでは、はじめにどこに行きたかったのか、どうなりたかったのかを見失っています。

そんな風に仕事をしていたら、結果的に観光地のパンフレットばかりを貯めることになるだけでしょう。

暇つぶしやリフレッシュで旅行するのではあればもちろんそれでもいいのですが、このような事をビジネスでっているなら、大変です。。

======================
目標と目的を分けて考える
=====================

たしかに、始めから100%先が見えていてビジネスを行っている人はいません。

しかし、上手く行かせる方法は存在します。
それは、「目標と目的」を分けて考えることです。

目的は、大きな方向性。
目標は、その目的に達するまでに通過する点。

当然、方向性が決まっていなければどちらに向かっていいのかすら分かりません。

ですので、まずは、この方向性を決めることです。

=================
達成期限を設定する
=================

次に、目標を達成する為のプロセスを決めます。

いつまでに何々をすると、その個々の目標に達成期限を設定する必要があります。

しかし、目標に達成期限が存在していないと、誘惑情報に惑わされ、いつまで経ってもゴールに着く事は出来ません。

そして大事なのは、目標を通過する度に数値が未達ならば、プロセスを修正して行けばいいのです。

その際に重要なのが、問題ばかりにとらわれず、プロセスを修正することです。

ビジネスが、始めから障害なく上手く行くことはありません。

その障害にあたった時にどうするか。

上手く行かない人は、他人のせいにしたり、問題や問題の原因ばかりにフォーカスします。

そうではなく、どうしたら自分の決意したゴールに辿り着くか、どうしたら最短・最速・最善で達成できるかを考えていきます。

=========
魔法の言葉
=========

常に、最短・最速・最善を心掛けてください。

それを実現する方法は、「質問の仕方」です。
これは問題解決する為の「魔法の言葉」となるので、忘れないでください。

壁に当たったら、こう自分に質問してください。

「どうしたら、上手く行くのか?」と。

昨年も、「魔法の言葉」を教えましたね。

「他にもっと出来ることはないか?」

根底にあるものは同じです。
自分に問い掛けをし、自分の中から答えが湧いて出てくると信じることです。


メッセージ-22「新しい事を始める時はひとりで始めよ」

何か新しいことを始める時は、いつもの倍以上の力が必要になってきます。

労力はもちろん、それ以上に必要なのが、マインドの強さです。

多くの人は、人が協力してくれることを 前提に考えてしまい、協力が得られないと悩みます。

=====================
人は自分を守って生きる
=====================

人は、
・通常やっている日々の業務を優先する
・他人の自分への態度も同じだろうと考える
など、これらはバイアスですね。

・今でも忙しいのだから、新しい業務をやりたくても忙しくて手が回らない
・いろいろな力関係があるのだ。自分の立場をわかって欲しいと
・自分はこんなに皆のためにと色々考えているのに、なぜ、協力してくれないんだと

これらは、独りよがりです。
自分がやりたくないことを、他人に分かって欲しいと、同情を引いているに過ぎません。

もし人に協力を仰ぐなら、自分がやりたいことを具体的に示すことです。
そうしない限り、あなたの考えは誰にも伝わりません。

そして大事なことは、
あなたがどうしてもやりたいことがあるとしたら、始めは「すべて自分でやる」という気持ちを出すことです。

人は簡単には動かないという前提で、考えて下さい。

組織的に周りにスタッフがいたとしても、あなたがまず果敢に動くことで、徐々にその動きに乗じる人が増えてきます。
これには、コツがあります。

1・常に自分の考えた目標を話すこと

2・「自分は1年後までにこれをやりたい」と常づね口にすること

3・そして、事あるごとに絵を描き、目的・目標を見せること

4・1人でも始めることです。 (←ここ大事)

これを、見て下さい。
デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」

この動画でも分かるように、 あなたが他の誰かに「君、そこで踊って来なさい」と言うのではなく、自分が自ら踊り始めることが大切です。

===============
リーダーの習性とは
===============

誰よりも先に動ける人間は、限られています。
それが、リーダーの特質だからです。

もし、リーダーになりたければ、ぜひ、指示を出すだけではなく、見本を示し、やり方を示して下さい。
可能であれば、一緒にやってあげてください。
そうすると、もっと手伝ってくれるようになります。

なぜなら、人は上手く行くかどうか分からないものに、今の自分の仕事を裂いてまでやる価値があるかどうかを、常に天秤にかけているからです。

しかし、あなたが自らやり方を示し、実績を出して行けば、面白いことに取り組んでいると判断します。
そして、あなたのプランに乗りたい、手伝いたいという人が集まってきます。

もし、今あなたが誰も自分の言うことを聞いてくれないと悩んでいるとしたら、まず1人でも良いから、自ら動きはじめて下さい。

どうなるか分からないものに協力する人はいません。

ですから、あなたの熱い思いだけを語られても動かないのです。
熱い思いが現実化するのは、あなたが見本を示したときです。
そして、協力したいという人が、2人3人と現れてくるのです。

もし、あなたがやりたいことに対し、誰も手伝ってくれていないとしたら、この順番を間違えないでください。

当たり前ですが、社員であっても企画や指示だけでは、表面的にしか動きません。

そんな表面だけのパフォーマンスで手伝ってもらっても、上手くいくことはないと感じているからです。

だから、本当に手伝いたいという人をどうしたら集めれるかは、あなたの行動にかかっています。

そのための第一歩は、まずあなたが自ら踊り始めることです。


メッセージ-21「仕組み構築で時間を買う」

仕組みが作れるまでは、労力を使うしかありません。

しかし、仕組みが出来ると、時間をお金で買うことができるようになります。

そうすると、同じ時間の中に、もっと重要なことを行う時間が生まれます。

私ごとで申し訳ありませんが、今、書いている文章は、以前は1本書くのに半日ほど掛かっていたのに、今は2時間くらいで1本書けるようになりました。

何をしたのか。

もちろん、ただ慣れたというのはあります。

しかし、本当の理由は、文章を書く仕組みを私なりに構築したからです。

・1文章のフレーズを短くした
・1段落の形式にこだわらなくした
・PDF化をやめた

私が行った仕組みとは、イコール、手抜きです。
いかに手を抜いても、伝えることさえできればいい。
もっと言うと、自分がそれでOKを出せるかどうかです。

============
マックのこと
============

なぜ、マクドナルドは、ハンバーグのような安いものを販売していても世界企業なのか。

それは、仕組みがあるからです。

マクドナルドより美味しいハンバーグは作れても、仕組みをあそこまで作れる人たちはいないでしょう。

そう、商品ではありません。

おそらくマクドナルドが、おにぎり屋さんだったとしても、世界におにぎりを広めることが出来るはずです。

ただ、そこにたどり着くまでは、「時間を情け容赦なく成果を出す方向に向ける」、意志の強さが必要です。
一定の時間に何をやるのか、何をやってはならないかという仕組みをつくるのに、総力を上げることでしょう。

たかが単なる、おにぎり作りではないのです、あくなき時間へのチャレンジです。

===========
時間の手品師
===========

そう、時間をどんなに使ってもやり方を間違えると、時間はお金を稼がなくなるということです。

そして、重要なのが、
・誰か宛てにメッセージを送るのと
・見ず知らずの人に送るのと
・興味がある人に送るのと
・お客様に向けて送るのと
同じメッセージでも、「価値」が変わると言うことです。

時間には限りがあります。

それなのに、多くの人は同じメッセージを、誰彼なく同じように発信してしまいます。
だから、時間をかけているわりには、効率が伴っていません。

=============
時間を奪うもの
=============

今、あなたの夢にかける時間を奪っているものは何ですか。

テレビ・新聞、スマホ?

新聞など読まなくても、テレビのコメンテーターでもなければ、仕事に影響などないでしょう。

セールスの場面で、今日の新聞のトピックを話す人がいますが、
これなど、お互いが知っている情報を、ただ、確認しあっているに過ぎません。

コミュニケーションとは呼べません。

もっと相手が望み価値があるものを提供することの方があなたの信頼に繋がります。

コロコロ変わる首相の名前など覚えるのではなく

どうしたら、売上を上げることが出来るかを考えている方がワクワクしませんか。

時間は、あなたの命です。

今していることは、命を削ってまでやる価値はありますか?

それより、家族とのコニュニケ―ションとかの方が、よっぽど価値あると思いませんか。


メッセージ-20「作業ではなく「仕組み」を構築しろ」

===============
レバレッジを狙え
===============

何かを行う時、必ず作業が発生します。

しかし、上手く行く人は意味もなく作業するのではなく、どうしたら懸かり時間を削減をできるかを考えながらその作業を行います。

もし、売れる物流サービスを1つ作り、それをコピーして複数の事業所で展開するとしたら、そうとう忙しくなるでしょう。

しかし、売れる物流サービスをヨコ展開しても、ただただ忙しいだけで、それほど儲からないということが起きます。

なぜなら、時間を少しでも減らす仕組みを構築して、今の作業を行うとチャレンジする事業者が少ないからです。
とくに物流業界には、このマインドセットをもつ人は少ないです。

なぜなら、仕組みの構築は、そうとう難しいのです。

しかし、創業期のセブンイレブンがそうだったように、それさえできてしまえば、あとは、それも含めてコピーするだけ。

そうです。あなたがやるべきは、作業をすることではなく、「仕組み構築」を行うことなのです。

そして、1つの仕組みが出来てしまえば、この仕組みは儲けを生みますから、それから大量にヨコ展開します。

これが「レバレッジ」です。

=============================
自動化を意識した「今」を考える
============================

人間はみな、毎朝同じスタートラインに並んでいます。
しかし、稼げない人は、すべて身体を酷使してでも行おうとしてしまいます。

労働が悪いわけではなく、労働には、「肉体的な限界」=「儲けの限界」だということです。

だから、労働を対価にしている限り、あなたが体を壊したら、すべてストップします。
私が数年前、仕事をし過ぎて、疲労から免疫力が低下し、感染症になり死の境界線を行き来したように。。

そうなる前に、「自動化」を視野に入れて、今を過ごす必要があります。

たとえば、営業活動なんかそうです。

1対1で顧客フォローするのには、限界があります。
面談のための訪問を、WEBを使ったミーティングに置き換えたところで、時間的な拘束は相変わらずです。

空間的な移動がないだけで、時間はかかるのです。
ましてや、内容が濃くなってしまい、行きつく暇もないという感じになったのでは。。

これでは、継続できなくて当たり前。

===========================
ステップメールを活用しNo,1に
===========================

高級ナイトクラブに呑みに行って、名刺交換をすると、さっそくホステスさんから営業のメールがきます。
ただ、ホステスさんも送る相手の数が増えれば増える程、営業メールをするのが大変になります。

それで、進んでいるホステスさんは、これを自動化しています。

初めて店舗に行った後のメールは、
「初めてお店に来てもらいありがとうございます。
○○さんのお話し、すごく面白かったです・・・・」

なかなか、心のこもった文章だったりします。
でも彼女らがする事は、始めにメールアドレスを登録するだけ。

しかも、文章には複数のパターンが存在しています。

・大手中堅企業の社長なのか、それ以外か
・巨人ファンなのか、それ以外か
・接待している側か、されているのか

会話の中で、この3要素を聞き出します。
9パターンのステップメールを予め用意しているのです。
そして、Aさんはこのパターン、Bさんはこっちのパターンと、分類されて登録されます。

それは、次回に来店するまで、週1で届きます。
必ず、月曜日の午後1に。
しかも、会社のPCに。

================
これが、自動化だ
================

次回来店してくれたら、別のステップメールに登録し直すのです。
別の要素をヒアリングして、パターン分けされるのです。
自分を指名してくれるまで。。

これが自動化です。

一度、文章を作ってしまえば、機械が勝手に配信してくれます。
文章は休みの日に、ヘアーサロンとかで考えるのです。

自動化の一例をご紹介しましたが、このようにビジネスには、自動化できる箇所が山のようにあります。

ただ、それを商品の良し悪しだけでやっている限り、限界が生まれます。
毎日ジムに通ったり、美容院に行ったり、高い衣装を用意したりでは、お金と時間が不足します。

ましてや、「媚びを売って、無理して飲んで」というのは、昭和の時代のホステスさんです。

今のホステスさんがする事は、労働ではなく、企画や構成・売り方を考える事です。
視点を変えない限り、自分でビジネスの限界を作ることになります。

1・ホステスさんに負けないように、あなたが今やっていることを自動化するには、どうしたらいいですか?

2・すべては無理だとしても、どこからなら自動化できますか?

3・機器で無理なら、今の作業を人にお願いすることは出来ませんか?

そういえば、飲食店で、お持ち帰りをやり始めて、上手くいったところと、そうでないところがあったようですが、
上手く行きたいなら、平時から、ポイントカード登録してもらう&ふだんステップメールを送って、関係性を構築しておくことです。

======================================================

物流マーケティング塾
塾長 江島裕

======================================================

塾長通信(6月)-20,21,22,23,24

塾長通信-24「見込み客に送りたいメッセージ」

こんにちは、江島です。

事業は何のために存在しているのか、考えたことがありますか?

それは、「利益」を出すためです。
これ以外の何ものでもありません。

しかし、うまく行かない人は、利益を出すことから逃げ、「私は儲けるために、ビジネスをやってるわけじゃない」とキレたりしますが、それは、単なる負け惜しみです。

事業は世の中を良くするためになっている訳です。
つまり、ビジネスとは利益を出すものですから、利益を出さないものは単なる趣味でしかない、と言い切れます。
世迷言をいう前に、キッパリ勝ち負けを認めなくてはなりません。。

ただ、多くの人は、この利益の出し方だったり売り上げの伸ばし方について悩み苦しんでいます。

値下げしてでも、たくさん売るべきか、悩むところでもあります。

しかし、売り上げをのばす施策についてのマインドセットは簡単です。

1・価格を上げる
2・刈り取り型・焼き畑農業的な営業方法はやめる
3・今は買わないと判断したお客を、緩ーく追いかけていく
この3つの柱が必要です。

刈り取り型・焼き畑農業的な営業方法というのは、通り過ぎたらもう何も残っていない状態、荒れ野が広がっている状態ということです。
一網打尽というか、成熟していないお客様まで取って喰ってしまうと、次に何かを実らせるのに時間と労力がかかるということです。
要注意です。

======================
見込み客に刺さるメッセージ
======================

さて、マーケティングの前提となる話となりますが、あなたは、見込み客が何のメッセージに刺さるか把握できていますか?

しかも、ただの見込み客ではなく、ホットな見込み客へのキーワードやメッセージのことです。

しかし、多くの人は、この見込み客が刺さるメッセージを知ろうとしないのです。
その状態で、パンフやチラシやセールスページ・ランディングページを作って、新規客を追いかけてしまうのです。
結果は見えています。
無駄な労力や広告費を失うだけです。

これでは、いつまで経っても、ビジネスが楽になることはありません。

ですから、この見込み客の刺さるキーワードやメッセージを掘り当てることが、ビジネスでの成否を決めることになるのです。
マーケッターというのは、そのキーワードやフレーズやメッセージをつかむ人のことです。

ということで、何らかの手段で、見込み客との接点を作らねばなりません。
そして、共通点を見つける、どんなメッセージを発信しているのかを知ることです。

(1)既存客がいて、その人らに聞けるなら、すぐに聞いてください。

(2)あるいは、Google検索、あるいは、Yahoo!検索を使って行う方法もあります。。

『物流 お客様の声』
この『物流』というところを、『梱包』や『輸送』などキーワードを入れればいいのです。

=================
名正運輸さんの例
=================

検索トップに出てきたのは、愛知県にある名正運輸株式会社さんでした。
ここのサイトには、「お困りごとを解決」というページがあり、これを一読するだけでも、よいヒントが得られます。

例えば、
・「ビールパレット回収の実績が豊富だったのが決め手でした」というのがあり、ここから、「実績が豊富」というフレーズが抽出できます。
また、
・「乗務員さんの人柄・対応が良く、事故等もないので安心できました」というのもあり、「人柄・対応」というキーワードが出てきます。

こうしてピックアップしたキーワードで、ブログやメルマガを書くというのが、読者に響くのです。

ぜひ、チャレンジしてみて下さい。


塾長通信-23「体系的廃棄で成功をつかめ」

こんにちは、江島です。

あなたは、成功を望みますか?

それならば、まずは、スピードを上げるところから、やってみてください。

成功する人は、普通の人の数倍のスピードで進んでいるからです。

「でもそんなこといっても、色々やることがあります」というのもあるでしょう。
とはいえ、そんな言い訳している間は、成功はおぼつきません。

そうではなく、どうしたら、スピードを上げれるかです。

私の提案はずばり、「色々やることがあるなら、それを捨てろ」です。

はじめは大雑把に、ドバっと捨てることです。

残ったものも、雑に取り込むとこと。

〇精度は、二の次です。
〇完成度は、その次です。

なぜなら、ますは、スピードをあげないことには精度を上げる時間が作れないからです。
その原因結果の関係に気づいてください。

=========
稼ぎの正体
=========

この取捨選択のコツは、「これまでに稼いだことのあるものを取り、その他は捨てる」です。

なぜなら、「稼いだことのあるもの」とは、お客様に価値を認められたもの、だからです。

ですから、自分がやらなければならないと思う仕事にどれだけ時間をかけても、上手くいかないのです。
どんなに執着しても、どんなに頑張っても、「それは違う」のです。

「稼ぎ」は、自分のビジネスをどちらに向かわせるか、という指針にもなるのです。
目指す方向として、お金に焦点を合わせるということです。

お金という価値、商品サービスという価値。ビジネスとは、その価値と価値の交換です。

ですから、お金になっていないものは、価値がなく商品やサービスとして成立していないということです。

=======================
多くの人がハマる罠からの脱却
=======================

いい製品とは、機能がすぐれているう製品だと錯覚してしまうのですが、売れなければ、ただの自己満足、ただのエゴです。

そうです。
お金に換えられてはじめて価値となり、あなたの思いや考えメッセージが、世に羽ばたいていくのです。
買い手の喜ぶ顔を見て、そして、自己満足してもいいじゃないですか。

だから、多くの人に売ってください。
そして1人でも多くの人をその商品で幸せにしてあげてください。
お金になったものをより、強固に磨き上げてください。


塾長通信-22「貧乏人思考の落とし穴」

こんにちは、江島です。

あなたは、今、上手くいっていますか?

もし、「うー」と回答に困るのであれば、妙な拘りがあなたの足かせになっている可能性があります。

とは言え、もちろん、「拘りは大切」です。
「どうしてもこれだけは譲れない」という部分を持つことは、リーダーとしては大事なことです。

では、何を基準に拘りを持てばいいのか?
それは、『相手を幸せにすることかどうか』です。

つまり、あなたが拘り、かつ大切にしなければいけないのは、
自分ではなく、相手にベクトルが向いているということです。

それは、商品やサービスの品質かもしれませんし、はたまた購入しやすい価格もしれません。

ただ、ここで大切なのは、すべては「相手」を基準にするということです。
「自分」基準ではダメです。

だから、今後、人生を変え成功を望むのであれば、自分にスポットライトを当てるような妙な拘りは捨て、
カメレオンのように自由自在に変化してでも、相手に合わせた照準を決してそらさないでください。

=================
優先順位をつけない
=================

では、「優先順位」をつければいいのか~よく、書籍などで書かれている言葉です。

たしかに、これはもっともらしい言葉ではあるのですが、貧乏人が信じている言葉でもあります。

では、ここでのマインドセットは何か?
それは、「やらないことを決めること」です。

多くの人は、あれもしないといけない、これもしないといけないと感じながらも気づけば、何もやっていなかったということはざらにあります。

これは逆に言えば、それらは「すべて必要ない」ということです。
「あれも・・・」「これも・・・」というのを、思い切って捨てるということです。

どうでしょう、そのほとんどが、やってもやらなくても、人生に何ら影響を与えないものばかりだと分かるはずです。

だから、最初のステップとしては、優先順位をつけるのではなく、やらないことを決めることなのです。

========
富の秘訣
========

その上で、以前やってお金になったものを1つだけ手掛けます。
ポイントは、「これからお金になるもの」ではなく、「過去にお金になったもの」です。

そこに、集中特化させます。
お金も時間も労力もすべてです。

実は、いつまで経っても貧乏な人は、何もかもすべて重要に見えているのです。
要するに、エゴがモヤをかけていて、何が重要で何が不要なのか見えなくしているのです。

しかし、お金持ちは、そもそも「すべてをやる必要はない」というところからスタートしているので、
ごそっと問答無用に捨て去るのです。

その思い切りがないのが、貧乏人です。
色々なものが魅力的に見え、かつ捨てられず、外注してでもやろうとするのです。


塾長通信-21「未来をもたらす「道先案内人」とは」

こんにちは、江島です。

あなたは、ビジネスマンですか?
それとも、単なるサラリーマンですか?

もし、「会社に良い意味で、何らかの形でツメ跡を残したい」と望むのであれば、自分の足で立ち上がる必要があります。
つまり、他人に言われた仕事をこなすのではなく、みずからすべきことを見つけ、それを行う人になることです。

会社という組織に属していても、ひとかどのビジネスマンとして世に認められる存在、

私は、それはマーケッターになるしかないと思うのです。

マーケッターとは、顧客にとって「道先案内人」のような存在です。

例えば、
・この先には水場がないので、ここで水筒に水を貯めておいてください
・そっちには崖があるので、足元に注意して歩いてください
・あと少しで休憩所があるので、もうちょっと頑張ってください
といった具合です。

こんな感じで、顧客を成功に導くのがマーケッターの仕事です。

だから、自ら仕事を開発していかなければならないのです。
顧客にために生きるからです。
所属している会社の枠組みから抜け出す必要が出てきます。

もう、サラリーマンというカテゴリーでは語れなくなるのです。

==============
仲間を作る意識
==============

ただし、あなた自身、同行人もなく1人で行くとどうなるか?

・頂上に行く前に脱水症状を起こし
・登るべきではなかった崖で足を滑らせ
・底の見えない地の果てに転落して
しまいます。

なぜなら、成功の大半は、誰と組むかで決まってくるからです。

これは、良くも悪くもです。

あなたが部屋にこもり、1人ぼっちで寝ずに努力したところで、成功できるほどビジネスは甘くはありません。

逆に、成功している人に囲まれれば、努力など皆無で成功することは可能です。

なぜなら、周りの人の集合体があなたという存在を形成するからです。
グダグダ思い悩む前に、誰とパートナーを組み、どういった未来を手にしたいのかをまずは明確にしてください。

=================
足ながおじさんはいない
=================

・街で偶然出会った、足長おじさんがチャンスを運んできてくれることは、ぜったいにありません。
・シンデレラに出てくる魔法使いのおばあさんもいません。
・もし、あなたが成功を望むのであれば、おいしい話や儲け話に答えを求めてはなりません。

あなたを一方的に成功に導いてくれる人などいないのです。

もっと自分の内側を見てください。
・知識
・経験
・スキル
・実績
・信頼
これらすべてが、あなたの財産であり、パートナーと組む時に、お互いに出し合うものです。

ただ、これらは、あなたが相手の望んでいるものを持っていてはじめて、価値となります。

「自分にはこんなスキルがあるんだよー!」と大声で叫んだところで、だれも快くあなたとパートナーを組んではくれません。

そうではなく、すべては顧客基準で考えてください。
パートナーと補完し合える価値を知り、必要なスキルを取り出してください。

ただ、相手に伝えるときは、実績がないと客観的に判断できませんので、
相手に分かりやすく伝えるためにも、スキルを実績に変換しておく必要があるのだと思ってください。

これには、それほど大変なことではありません。
キーワード化、フレーズ化、文章化しておけばいいのです。


塾長通信-20「2つの要素と3つのステップ」

こんにちは、江島です。

スキルがない人は、それだけで不利です。
スキルがない人は、騙されます。

ただ、これは仕方がありません。

なぜなら、ビジネスとは、価値と価値の交換であり、
スキルという価値を持っていない人は、お金という価値を提供するしかないからです。

だから、スキルや実績など何もない人のところに来る話は、詐欺まがいの話ばかりなのです。
・仕事を手伝ってくれ
・何かいい提案を出してくれ
・いそいで見積もってくれ
こうした話にロクなことはありません。

私も駆け出しの頃は、そうした話に翻弄され、会社を危機に陥れました。

では、どうしたら騙されずに会社に成功をもたらすことができるのか?
それは、あなた自身が「スキル」を磨き、「実績」を積み重ねることです。
残念ながら、それ以外にありません。

======================

またあなたは、大きい顧客・荷主との関係を手に入れさえすれば成功できると、誤解していませんか?

これは、夢はあるけど、なかなか成功できない人が陥ってしまう罠です。
そういった人は、最後にお伝えしますが、「何 What」以下の部分が欠けているのです。

物流で成功できない人は、自分とは無関係な荷主を追いかけてしまいます。

これではアイドルの追っかけとかわりありません。
しかし、他人の夢を自分の夢と錯覚してしまう人は、この罠に陥ってしまうのです。

例えば、
・高層マンションに住んでいる
・高級車を乗っている
・年収で数億円稼いでいる
・拘束されない自由なライフスタイル
・海外でのんびりとした生活
etc…

といった具合で、タレントでアーティストのガクトのような生活を送るという「夢」を、刷り込まれて追いかけているのです。

でも、そこに答えなどありません。

大切なのは、まず自分の本当の夢を見直すことと、「何 What」を明確にすることです。

この答えがない人は、いくら壮大な夢を持ったところで、残念ながら叶うことはありません。
なぜなら、パワーの蛇口がない状態なので、あなたやあなたの会社に潜む本当のパワーを出すことが出来ないのです。

だから、まずは、成功したいのであれば、「何 What」以下の3つのステップを明確することが大切になってくるのです。

ステップはこうです。

1.「何 What」をはっきりさせる
2.「誰 Who」をはっきりさせる
3.「どうやって How」をはっきりさせる

この要素と順番を無視した状態で、「誰 Who」という部分、
つまり顧客・荷主を求めたところで無駄な時間と労力、お金を使うことになります。

外に答えを探すのではなく、自分が本当は何をやりたいのか、「何 What」以下をもう一度考えてください。

それだけで、無価値観から解放され、他人と交換すべき価値とは何なのかに気づけるはずです。

==============================================
物流マーケティング塾・塾長 江島裕
〒113-0021 東京都文京区本駒込6-3-24
YAMATOMURA Green Terrace C02号
 TEL 090-3216-9648 FAX 020-4622-8817 
E-Mail: info@logivision.biz
URL: http://logivision.biz/
==============================================